油絵のコーティングを解説【失敗しないコーティングのやり方と知識】



こんにちはtakeshiです。

  • 油絵をコーティングするやり方が知りたい
  • 道具や材料はどんなものを使うのかな?
  • 気をつけることはあるのかな?

こういった疑問に答えます。

この記事を書いている私は、油絵歴3年。
会社員をしながら、ほぼ毎日油絵を描き、ブログを書いています。

油絵の販売経験あり。

よかったら私と、「油絵のコーティング」を勉強していきましょう。

油絵のコーティングを解説

油絵のコーティングを解説します。

まずは、コーティング剤のタイプから紹介します。

油絵のコーティング剤のタイプ

油絵のコーティング剤の種類は2タイプあります。

  • スプレータイプ  
  • 液状タイプ

上記のとおりです。

順番に解説します。

スプレータイプ

スプレータイプは支持体に向かって噴射するだけの簡単なコーティング剤です。支持体の周りを養生してからスプレーします。スプレーノズルを押すだけなので、手を汚さずに手早くコーティングできるのが特徴です。

ホルベイン スプレーラピッドタブロー 500ml

エアゾール タブロースペシャル

液状タイプ

液状タイプは刷毛や筆を使ってコーティングするタイプです。コーティング剤を容器に適量注いで刷毛や筆で塗ります。液状タイプは、刷毛や筆を使うので細かいコントロールが可能です。

なお、指触乾燥で塗るコーティング剤(タブロースペシャル)の塗り方を動画にしましたので良かったらご覧ください。参考になると嬉しいです。

タブロースペシャル

INTERLON刷毛2000 50㎜

油絵のコーティング剤は状態によって2種類ある

油絵のコーティング剤は状態によって2種類あります。

  • 指触乾燥で塗るコーティング剤
  • 完全乾燥で塗るコーティング剤

以上の2種類です。

順番に解説します。

指触乾燥で塗るコーティング剤

指触乾燥で塗るコーティング剤は、制作した油絵の表面が指触乾燥したら塗ることができます。こちらは展示や販売まで時間があまりない時に重宝します。

上記が、指触乾燥時に使用できるコーティング剤です。

指触乾燥とは

指触乾燥(ししょくかんそう)とは、「指で触って絵具がつかない状態」のことを言います。この状態は表面が乾燥していますが、中までは乾燥していません。

乾燥時の状態

油絵具は乾燥の時に様々なガスを放出し、完全乾燥するまでガスを放出し続けます。放出し続けるガスの行き場をふさいでしまうと絵具が剥がれ落ちたり亀裂が生じたりします。そんなときに、指触乾燥の状態でコーティング剤を塗って大丈夫?という疑問があるかもしれません。

指触乾燥で使用できるコーティング剤は通気性があるので、通気性を確保しつつコーティングしてくれる優れた機能を持ったコーティング剤です。だから、指触乾燥状態でもコーティング剤を塗ることができます。

完全乾燥で塗るコーティング剤

続いて完全乾燥で塗るコーティング剤の解説です。こちらは完全乾燥状態になったら塗ることができるコーティング剤です。

完全乾燥とは

完全乾燥とは中までしっかり乾いている状態です。完全乾燥の期間には、半年~1年の歳月がかかります。    

完全乾燥の確認方法

完全乾燥の確認方法です。

  • 指で押しても指紋が残らない
  • 指で押しても凹まない

上記の確認方法で、完全乾燥を確認できます。

とはいえ、完全乾燥は期間が大切かと思います。理由は表面を確認しただけでは完全乾燥したか中までの状態はわからないからです。なので、最後に油絵を描いた日から、半年~1年待ってからコーティングしましょう。

しっかり守ってくれるのはタブロー

画面保護をしっかり守ってくれるのはタブローです。

具体的には以下から守ってくれます。

  • ガス
  • 湿度
  • 紫外線

完全乾燥でもつや消しは通気性がある

完全乾燥で使うつや消しのコーティング剤の中には、少し通気性があるものもあります。これではやや守りが甘めななので、タブローを塗った上からつや消しのコーティング剤を塗ればOKです。

表面をつや消しに仕上げたい場合

  • 下層→タブロー
  • 表層→艶なしタブロー

上記のような塗り方で、しっかり保護できます。

指触乾燥で塗るコーティング剤のままで良いのか?

指触乾燥で塗るコーティング剤は…  

  • 通気性がある
  • 有毒ガスを通す
  • 保護する力が弱い

上記の通りです。

なので、完全乾燥したらタブローなどに塗り替えることも検討ましょう。

指触乾燥~完全乾燥のコーティング剤への塗り替え方法

指触乾燥から完全乾燥のコーティング剤への塗り替えは、指触乾燥したあとにタブロースペシャルを塗り作品完成から半年~1年の経過を待ちます。

その後のやり方としては…

  • 指触乾燥のコーティング剤を拭く
  • タブローを塗布する

以上です。

指触乾燥のコーティング剤を拭くときには、布などにテレピン(揮発性油)を含ませて表面を軽く拭きます。拭き取ればタブローが塗れます。

容器についたコーティング剤は水では落ちない

ちなみに容器についたコーティング剤は水では落ちません。剥離剤が必要になりますので、よろしければ以下の記事をご覧ください。

容器についたコーティング剤を落とす剥離剤の話

まとめ

今回は、油絵のコーティングのやり方、油絵のコーティングに必要な動画や材料、コーティングの際に気をつけることを解説してきました。

  • 油絵のコーティング剤は「スプレータイプか液状タイプ」の2種類使いやすい方を使う
  • 油絵のコーティング剤は2種類「指触乾燥で塗るタイプ、完全乾燥で塗るタイプ」
  • 指触乾燥とは指で触って絵具がつかない状態
  • 完全乾燥とは中までしっかり乾いている状態で、半年~1年かかる
  • 指触乾燥、完全乾燥に適したコーティング剤を塗ろう

油絵をコーティングすると艶が整い、より長く画面を保護してくれます。あなたの絵を販売する時や誰かにお渡しすることが決まったら、コーティングしてからお渡ししましょう。画面をしっかり保護してくれます。

以上、油絵のコーティングについてのお話でした。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

指触乾燥で塗るコーティング剤の紹介  

完全乾燥で塗るコーティング剤の紹介



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現在東京在住。家族と5人暮らしです。 好きな生き方を模索しながら、独学で絵を描きブログを書いている「独学内向型会社員画家」です(笑)早朝にブログと絵の制作を行っております。 絵のモチーフは主に花、人物です。めちゃくちゃ描くのが遅いです。そこが課題です。ブログ運営は主に絵に関する記事を書いております。なるべくお役に立てる記事を書いてまいりますので、「いいね」や「フォロー」、メールなどいただけたらモチベーションに繋がります。よろしくお願いいたします。