絵の初心者は何から始める?失敗しない考え方と描くコツ

こんにちは、内向型ミニマリスト画家のタケシです。
「絵を描いてみたい。でも、何から始めればいいのかわからない」

そんなふうに手が止まってしまうこと、ありますよね。紙とペンを用意すればいいのか、いきなり絵の具を買うべきなのか、それとも練習方法から調べるべきなのか。最初は、わからないことだらけでしょう。でも、それは当然のことです。この記事では、絵初心者が迷わず最初の一歩を踏み出せるように、何から始めればいいかを順番にやさしく整理していきます。

この記事では次のことをお伝えします。

この記事のざっくりとした結論
  • 絵初心者は、まず「描きたいものを1つ決める」と動きやすい
  • 道具は最小限でよく、最初は模写や見ながら描く方法で十分
  • うまく描くことより、最初の1枚を最後まで描くことが大事

もし続きが気になる場合は、記事を読み進めてみてください。

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1. 絵初心者が最初に知っておきたいこと

絵を始めたい人ほど、「何からやれば正解なんだろう」と考え込んでしまいます。

ここでは、最初に気持ちをラクにしてくれる考え方を先に置いておきます。ここがラクになるだけで、次の行動がかなり軽くなります。

1-1. 何から始めるか迷うのは普通

結論からいうと、迷うのは普通です。
なぜなら、絵には道具も練習法も描き方もたくさんあって、入り口が多すぎるからです。

たとえば、

  • まず鉛筆を買うべき?
  • いきなり絵の具を使う?
  • 模写から?
  • デッサンから?
  • 教室に行く?

こんなふうに、調べるほど選択肢が増えてしまいますよね。

僕も最初のころは、「ちゃんと始めたい」と思うほど手が止まりました。
紙の種類を調べて、鉛筆の硬さを調べて、上達法を読んで、気づいたらその日は描いていない。そんな日がありました。

でも、そこでわかったのはひとつです。
初心者が最初に必要なのは、完璧な知識ではなく、動ける順番だということ。

だからこの記事では、難しい話は後回しにします。
まずは「何を描くか」「何を用意するか」「どう始めるか」だけに絞っていけば大丈夫です。

うまい人のやり方を全部まねしなくて大丈夫。
あなたが今ほしいのは、プロの講義より、今日1枚描ける流れのはずです。

1-2. 最初の目標は上達ではなく1枚描くこと

最初の目標は、うまくなることではなく、1枚描き切ることです。
なぜなら、始めたばかりの時期は「うまさ」より「続けられる感覚」のほうが大事だからです。

最初から上達を目標にすると、

  • 変な線は消したくなる
  • 細かいところが気になる
  • 理想と違って落ち込む
  • 途中でやめたくなる

こうなりやすいです。

僕も、最初の1枚なのに「ちゃんと見せられる絵にしたい」と思って、途中で手が止まりました。
でも、あとから見ると、その時に必要だったのは完成度じゃなくて、最後まで描いた経験だったんですよね。

1枚描き切ると、

  • どこで迷うのか
  • どこが苦手なのか
  • 何が楽しいのか

これが見えてきます。

逆に、途中で止まると、いつまでも「何から始めればいいんだろう」のままです。

だから最初は、小さくて大丈夫。
顔だけでも、コップだけでも、好きなキャラの模写でもいい。
“最後まで描いた”を1回つくることを、いちばんの目標にしてみてください。

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2. 絵初心者が何から始めるかの結論

ここでは先に、答えをシンプルに出します。

迷ったときほど、やることは少ないほうが動きやすいです。最初の順番を2つにしぼるだけでも、かなり進みやすくなります。

2-1. まずは描きたいものを1つ決める

最初にやることは、練習法を決めることではなく、描きたいものを1つ決めることです。
理由は簡単で、描く対象が決まらないと、道具も練習法も決めにくいからです。

たとえば、

  • 人の顔を描きたい
  • 花を描きたい
  • ペットを描きたい
  • 風景を描きたい
  • 好きな写真を見て描きたい

こうやって対象が決まると、動きやすくなります。

初心者のうちは、「何を描くか」がぼんやりしているだけで、かなり疲れます。
逆に、描きたいものが1つ決まると、模写するのか、写真を見るのか、鉛筆でいいのかも決まってきます。

ここで大事なのは、上達に良さそうなものを選ぶことではありません。
自分が描いてみたいと思えるものを選ぶことです。

何から始めるか迷っている初心者は、一回描いたら満足というわけではないと思います。続けて描きたいんだと思います。なので、続けるには楽しさがかなり大事になってきます。

「こんなの描いていいのかな」と思わなくて大丈夫。
人に見せる前提じゃなくていいし、最初は練習で十分です。
まずは、あなたが手を動かしたくなるものを1つ決めてみてください。

2-2. 道具は最小限でそろえる

道具は、最初からそろえすぎないほうが続きやすいです。
なぜなら、道具が増えるほど「ちゃんと使わなきゃ」というプレッシャーが増えるからです。

最初にあれば十分なのは、

  • スケッチブック
  • 鉛筆1〜2本
  • 消しゴム

このくらいです。

僕も、始める前にあれこれ見てしまうタイプだからわかるんですが、道具って見始めると止まらないんですよね。
紙の厚さ、鉛筆の硬さ、セット商品、レビュー…。見ているうちに疲れてしまう。

だからこそ、最初は「最低限で始める」が正解です。

そして、ここで自然に役立つのが、初心者向けのシンプルな画材セットです。
バラで探すと迷いやすい人は、必要なものがまとまったセットのほうが始めやすいことがあります。

たとえば、

  • スケッチブック
  • 2B〜4Bの鉛筆
  • 練り消しや消しゴム
  • シャープナー

このあたりが入っているセットなら、届いた日に始めやすいです。

迷いを減らして“描き始めるまでの距離”を短くしてくれるのは、道具セットのいいところです。

3. 最初の1枚を描く手順

ここはこの記事のいちばん大事なところです。

「じゃあ実際どう始めるの?」にそのまま答えるパートなので、まずはこの流れだけ真似すれば大丈夫です。

3-1. 写真や好きな絵を見ながら描く

初心者は、何も見ずに描くより、見ながら描くほうが始めやすいです。
理由は、ゼロから想像で描くより、形のヒントがあるほうが手が動きやすいからです。

よく「オリジナルで描けないとダメかな」と不安になるけど、最初はそんなことありません。
むしろ、見ながら描いたほうが、

  • 形の取り方
  • 線の流れ
  • バランスの見方

が少しずつわかってきます。

おすすめは、

  • 好きな写真
  • 自分で撮った身近なもの
  • シンプルなモチーフ
  • 練習用に選んだ好きな絵

このあたりです。

僕なら最初は、コーヒーカップとか、靴とか、顔のアップみたいに、情報量が多すぎないものを選びます。
いきなり全身人物や複雑な背景に行くと、それだけで混乱して疲れるからです。

もし最終的に絵の具を使って描きたいなら、なおさら最初は「形を見て描く」感覚をつくっておくとあとでラクです。
いきなり絵の具を触る前に、見る力と形を取る感覚が少しあるだけでだいぶ違うんですよね。

だから、最初の1枚は自由すぎなくて大丈夫。
見ながら描くのは、ズルじゃなくてちゃんとした最初の一歩です。

3-2. いきなり作品ではなく模写からでいい

最初は“作品を作る”より、“模写して慣れる”で十分です。
なぜなら、初心者がいちばん困るのは「何をどう描けばいいかわからない」ことだからです。

模写なら、

  • お手本がある
  • 形の目安がある
  • 手を動かしやすい
  • 完成まで行きやすい

という良さがあります。

実際、初心者が「最初に始めるべき練習法」は模写が多いようです。

僕も、最初から自分らしい絵を描こうとすると、途中で急にわからなくなって止まりやすかったです。
でも模写だと、「この線はこう来るんだな」「ここで曲がるんだな」と、体で覚えやすいんですよね。

ここでのコツは、完璧にそっくりを目指しすぎないこと。
最初は、

  • 全体の形を見る
  • 大きい部分から描く
  • 細かいところはあと

これだけで十分です。

注意点としては、模写した絵をそのまま自分の作品みたいに出さないこと。
練習として使うのが良いです。模写やトレースを公開するときは扱いに注意が必要です。

3-3. 15分で終わる小さな絵にする

最初の1枚は、小さく・短く終わるものにしたほうが続きます。
理由は、初心者の挫折って「難しい」より「終わらない」で起きやすいからです。

たとえば、

  • A4いっぱいに描かない
  • 顔だけにする
  • モチーフを1つにする
  • 15分〜30分で区切る

これだけでもかなり違います。

僕も、最初から気合いを入れて大きく描くと、途中で疲れて終わりやすかったです。
そして翌日、その途中の絵を見ると少し重たい気持ちになる。これが続かない原因になります。

だから最初は、“終われるサイズ”を選ぶのがコツです。

ここで使いやすいのが、リングタイプの小さめスケッチブックです。
机を広く使わなくても描けるし、「1ページだけやろう」がしやすい。
僕みたいに、気合いを入れすぎると重くなるタイプには、こういう軽い道具のほうが合いやすいです。

4. 初心者がやりがちな失敗

ここでは、始める前後でつまずきやすいポイントをまとめます。

最初に知っておくだけで、かなり遠回りを減らせるので、サッと確認しておくとラクです。

4-1. 最初から難しい道具を買いすぎる

最初の失敗で多いのは、道具を増やしすぎることです。
なぜなら、道具が増えるほど、選ぶ・片づける・管理する負担も増えるからです。

最初にありがちなのは、

  • 画材店でいろいろ欲しくなる
  • セットを見て安心したくなる
  • 良い道具なら続きそうに思う

この流れです。

もちろん、道具が悪いわけじゃありません。
でも、描く前の時点で物が増えすぎると、初心者には少し重たくなります。

僕自身、道具を調べるのは好きなんだけど、調べすぎると満足してしまうんですよね。
そして、買ったのに使わないと、それがまたプレッシャーになる。

だから最初は、

  • 鉛筆
  • 消しゴム
  • スケッチブック

この3つを基本にして、足りなくなったら足すくらいで十分です。

どうしてもバラで選ぶのが面倒なら、初心者向けセットを1つ選んで終わりにする。
このくらいのほうが、かえって前に進みやすいです。

4-2. うまく描こうとして手が止まる

“うまく描こう”が強すぎると、手が止まりやすいです。
理由は、理想の完成形を先に思い浮かべるほど、今の線が全部ダメに見えやすいからです。

これ、初心者だけじゃなくて、真面目な人ほど起きやすいと思います。

僕も「せっかく描くならちゃんとしたい」と思って、最初の線から慎重になりすぎることがありました。
でも、そういうときって、1本の線に時間がかかるわりに、楽しくないんですよね。

だから最初は、

  • 下手でもOK
  • 歪んでもOK
  • 描き直してOK
  • まず最後まで行く

この前提を先に持っておくのがおすすめです。

特に最初の1枚は、評価用じゃなくて確認用。
「今の自分はここで止まりやすいんだな」と知るための1枚です。

そう考えると、かなりラクになります。

4-3. 練習だけで終わってしまう

初心者は、練習の情報ばかり集めて終わることがあります。
なぜなら、描くことより調べることのほうが楽だからです。

  • 模写がいいらしい
  • クロッキーがいいらしい
  • デッサンが大事らしい

こうやって情報は増えるけど、手は動いていない。
これは、僕もかなりやりました。

もちろん調べるのは悪くないです。
でも、最初の段階では「正しい練習」を探すより、1枚描いてみて、自分に足りないことを知るほうが早いです。

調べる→描く、じゃなくて
描く→次に必要な情報を調べる
この順番のほうが、かなり前に進みやすいです。

5. 続けやすくするコツ

5-1. 好きなものを描く

続けるコツは、好きなものを描くことです。
理由はシンプルで、興味があるもののほうが手が動くからです。

調べてみても、「好きなものを描く」は初心者の始め方として上位でした。

たとえば、

  • 好きな俳優の横顔
  • きれいだと思った花
  • コーヒーカップ
  • 好きな服
  • 推しキャラの雰囲気

こういう「描いてみたい」があるだけで、かなり違います。

僕は、好きでもないモチーフを練習のためだけに描こうとすると、急に重くなるタイプです。
逆に、少しでも惹かれるものだと、細かいところまで見ようとするんですよね。

だから、最初は効率より気持ちを優先して大丈夫です。
好きだから見る。
好きだから描く。

それで十分、最初の練習になります。

5-2. 1回で完成させようとしない

1回で完璧にしようとしないほうが続きます。
なぜなら、完成へのハードルが高いほど、始めるのも重くなるからです。

おすすめは、

  • 今日は下描きだけ
  • 明日は輪郭だけ
  • 次に影だけ

みたいに分けること。

特に仕事や家のことがあると、毎日まとまった時間は取りにくいですよね。
だからこそ、1回の作業量を小さくしておくと、生活の中に入れやすいです。

「今日は5分しかできなかった」でも大丈夫。
ゼロよりずっといいです。

だから、

「今日は5分できた」にフォーカスしましょう。

5-3. 描いた日を記録する

続けるためには、上達記録より“やった記録”が効きます。
理由は、できたことが見えると、自分を責めにくくなるからです。

たとえば、

  • 今日1ページ描いた
  • 10分だけ描いた
  • 目だけ練習した

こんな短い記録で十分です。

僕は、描けた・描けなかったを言葉にすると、自分のクセが見えやすくなると感じています。
「疲れている日は大きい絵だと止まる」とか、「朝のほうが集中できる」とか。
そういう気づきがあるだけで、続け方がやさしくなります。

6. 画材を使うと始めやすくなる理由

ここでは、絵を“始めやすくするため”にどう使うかを整理します。

画材は主役じゃなくて、迷いを減らすための補助輪みたいなものとして考えると自然です。

6-1. 迷わない道具セットがあると楽

初心者向けの道具セットは、迷いを減らしてくれます。
理由は、「何を買えばいいか」で止まる時間を短くできるからです。

たとえば、こんな人に向いています。

  • 画材の違いがまだわからない
  • 1つずつ選ぶのが疲れる
  • 買ったその日に始めたい

僕も、道具選びで疲れるタイプだから、最初は「最低限がまとまっているもの」のほうが相性がいいと感じます。

たとえば
初心者向けデッサンセット
みたいな道具です。

画材を1つずつ選ぶのが不安なら、最初は初心者向けスケッチセットを使うのもありです。必要なものがひと通りそろっているので、「何を買えばいいの?」で止まりにくくなります。

6-2. スケッチブックと鉛筆だけでも十分始められる

逆に、道具を増やしすぎたくない人は、スケッチブックと鉛筆だけでも十分です。
ここは、ミニマルに始めたい人にすごく相性がいいです。

僕みたいに、最初から物を増やしすぎたくない人は、小さめのスケッチブックと2Bの鉛筆から始めるくらいでちょうどいいです。机に出しっぱなしでも重くなりにくいので、思い立ったときに描きやすくなります。

あと、消しやすさや描きやすさで迷いたくないなら、定番の鉛筆セットを1つ持っておくとラクです。HB〜4Bくらいまで入っていると、線の違いも試しやすいです。

7. よくある質問

最初に迷いやすい細かい疑問をまとめておきます。

本文で拾いきれない不安をここで回収しておくと、読者が安心して次の行動に移りやすくなります。

7-1. 絵が下手でも始めて大丈夫?

大丈夫です。むしろ、最初は下手で普通です。

うまいかどうかより、まず1枚描いてみることのほうが大事です。

7-2. 模写はしてもいい?

練習としてならOKです。

ただし、模写したものを自分のオリジナル作品のように公開するのは注意が必要です。練習として使う意識で進めると安心です。

7-3. 何分くらい描けばいい?

最初は15分〜30分くらいで十分です。

短くても「今日は描いた」が積み重なるほうが、長く続きやすいです。

まとめ

・絵初心者は、まず描きたいものを1つ決める
・道具は最小限でよく、最初は模写や見ながら描けば大丈夫
・上達より先に、最初の1枚を最後まで描くことが大切

絵初心者が何から始めるかで迷ったら、難しく考えすぎなくて大丈夫です。
最初に必要なのは、才能でも完璧な準備でもなくて、迷わず描ける小さな流れです。

まずは描きたいものを1つ決める。
次に、スケッチブックと鉛筆を用意する。
そして、見ながらでいいから小さく1枚描いてみる。

それだけでも、昨日までの「何から始めればいいかわからない」から、ちゃんと前に進めます。

僕も、考えすぎて止まったことが何度もありました。
でも、動けた日はいつも、完璧な日じゃなくて「とりあえず描いてみた日」でした。

だから、ここまで読んでくださったら、今日は小さく1枚でいい。
うまく描くことより、描き始めること。
そこからで、十分です。

参考文献

ちなみにこのブログでは油絵初心者の始め方をロードマップ形式でまとめています

→ 油絵初心者ロードマップ

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