油絵のパレットの自作方法|切ってヤスリがけして乾性油を塗るだけ!

この記事では次のことをお伝えします。

油絵のパレットの自作方法が知りたい

パレットは画家にとっては大切な道具の一つです。絵の具を絞り出し、混色し、粘度を調節するものだからです。

でも、パレットは買うと結構な値段がします。

そこで今回は、パレットの値段が高くて手が届かないからパレットを自作したい方に向けて油絵のパレットの自作方法をご紹介します。

この記事のざっくりとした結論
  • 油絵のパレットの自作はシナベニヤ板と乾性油があれば作れる
  • 自作のパレットは好きな形と大きさにカットできる
  • だんだんと味わいが出てくる

もし続きが気になる場合は、記事を読み進めてみてください。

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油絵のパレットの自作方法

油絵のパレットの自作方法を解説していきます。

油絵パレットの自作で使う道具と材料

まずは、パレットの自作に使う道具と材料を見ていきましょう。

  • シナベニヤ板(2.5㎜か4㎜)
  • 乾性油(リンシードオイルかポピーオイル)
  • のこぎり(またはカッターナイフ)
  • ヤスリ

以上です。

油絵パレットの自作手順

道具と材料を揃えたら、実際にパレットを自作していきます。

手順は以下です。

  • シナベニヤ板を好きな形とサイズにカットする
  • カット面をヤスリがけし表面をなめらかにする
  • シナベニヤ板に乾性油をまんべんなく塗る(表と裏)
  • 1週間ほど乾燥させる

まずは、シナベニヤ板を好きな形とサイズにカットします。

シナベニヤ板の厚さは2.5㎜か4㎜がおすすめです。

あまり厚くなると切るのが大変になるからです。

また、薄くて面積が広いと反ってしまう可能性があります。

次に、カットした断面をヤスリがけして表面をなめらかにします。

断面をヤスリがけすることで、手を切ったりすることを防げます。

形が整い断面がなめらかになったら、板全体にまんべんなく乾性油を塗ります。

板に直接乾性油を垂らして指で塗り拡げても良いですし、筆で塗っても良いと思います。

乾性油は表裏両面に塗ります。

乾性油をシナベニヤ板に塗ったら1週間ほど乾かします。

1週間ほどして表面が乾いたら、再び乾性油をシナベニヤ板に塗ります。

塗る→乾かす

を複数回繰り返します。

繰り返すのは、表面だけでOKです。

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自作パレットのお手入れ方法

自作パレットは、使い始めには油絵の具の油がシナベニヤ板に吸収されるかもしれません。

ですが、毎回制作が終わったら油絵の具をきれいに拭き取って乾性油を塗っておけば、次第に艶が出て使いやすく油絵の具が染み込みにくくなってくるでしょう。

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まとめ

油絵のパレットの自作方法|切ってヤスリがけして乾性油を塗るだけ!
  • 油絵のパレットの自作はシナベニヤ板と乾性油があれば作れる
  • 自作のパレットは好きな形と大きさにカットできる
  • だんだんと味わいが出てくる

今回は、油絵のパレットの自作について解説してきました。

シナベニヤ板の断面や角を滑らかにするのが面倒な場合は、箱に入れて使用すれば良いかもしれませんね。

今日も楽しく油絵を描いていきましょう。

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