この記事では、
- 油絵に必要な材料をそろえて油絵を描
きたい。 - 何をそろえたら油絵が描けるようにな
るかな? - できれば安くそろえたい。
そんなお悩みにお答えします。
この記事を読むと、
- 油絵の初心者でも材料をそろえられ
る - 必要な材料、道具と合わせて油絵が仕
上げまで描けるようになる - 比較的安い材料で油絵が描けるように
なる
上記の理由は実際に油絵の材料をそろえて
油絵を完成させた経験があり、油絵の材料
の使い方を調べたり、聞いたりして試した
からです。
よかったら私と一緒に「油絵制作で使う材
料」を勉強していきましょう。
★もくじ★
油絵における材料の考え方
材料とは、「手を加えて何かを作る、もと
のこと」です。
なので、絵で言う材料とは
- 手を加えて油絵を作る、もとのこと
ということになります。
私が材料に対する考え方は、
- 「絵を制作している最中に減っていく
もの」
だと考えています。
なので、
- 油絵の材料は例えば「油絵具」
- 油絵の道具は例えば「筆」
ということになるかと思います。
以上のことを踏まえて油絵を描く人がそろ
えたい材料をお伝えしていきます。
なお、油絵の道具も記載していますので、
全部そろえていただければ油絵が仕上材ま
で描けて、結果
- 油絵を完成させられる
ということになるかと思います。
油絵の材料は8つそろえばOKです
油絵の材料は8つそろえれば油絵が制作可
能です。
以下に油絵で使用する材料を、油絵を描く
手順のとおりに書いています。
なお、下記は太字が材料、細字が道具とい
う考え方で載せてあります。
- 支持体[私の場合、板(木製パネル)]
- ガラス容器または油壺
- ジェッソ(下地材)
- 筆[最低2本(サイズが違う同じ形のも
の)] - ペン立て(筆を立てて置く用)
- スマートフォンまたはタブレット端末
(撮った写真やフリー画像を参考に画
面を見ながら絵を描いています) - 鉛筆または木炭
- フィクサチーフ(定着液)
- 揮発性油
- 油絵の具
- ティッシュまたはボロ布
- 筆洗油(筆についた絵の具の色を変える
時に洗い流す) - ビニール袋
- パレット(紙パレット)
- ペインティングオイル
- ブラシクリーナー
- ゴム手袋
- 仕上材(タブロースペシャル)
- 刷毛(仕上材用)
- ストリッパー(刷毛や容器についたタブ
ロースペシャルをきれいに落とす用)
以上です。
作業工程ごとに材料と道具を記していま
す。
材料か道具か曖昧なところがありますが、
材料と道具全部を載せていますので、材料
と道具を両方そろえていただければ油絵が
最後まで描けるようにはなっています。
なお、上記の材料や道具を使った油絵制作
手順は、「油絵の初心者がそろえる道具を
解説」の油絵の道具一覧のところで解説し
ております。
【油絵の材料8つ】の理由
【油絵の材料8つ】の理由は、これらの油
絵の材料をそろえて油絵を描けば下地作り
から画面保護まで完成し、結果的に
初心者でも材料をそろえたら油絵がひとと
おり描ける状態になる
からです。
私は上記の材料を使って実際に絵を何枚か
完成させています。
ですので、油絵の初心者がそろえる材料は
8つでOKです。
油絵の材料は一度買ったらしばらく買わなくて良いから、少なめに買おう
油絵の材料の量は少なめのものを買いまし
ょう。
はじめのうちは色々試したくなるものだと
思いますので、少量から使いはじめてみる
ことをおすすめします。
例えば揮発性油だったら
- 大きな瓶(200ml)ではなく、小さな瓶
(55ml)を買う
という具合です。
多めのほうが割安の場合があるので、「多
めの方がいいんじゃない?」という意見が
あるかもですが、材料の使い方・減り具合
がわからないうち、油絵の描き方が確立し
ていないうちは少なく小さくやっていく方
が良いかと思います。
あくまでも、今必要な数量を使う姿勢で購
入すれば良いと思います。
なので、油絵の材料は少ない量のものを購
入して使いましょう。
支持体の材料費は○○を使えば抑えられる
ズバリ、木製パネルを使いましょう。
支持体に木製パネルを材料として使う理由
木製パネルはネットショップによっては安
いお店があるからです。
木製パネルが安いお店【1選】←これしか知らない(笑)
木製パネルが安いお店、具体的には「田木
屋商店」さんというお店の板をインターネ
ットで複数枚購入する方法です。
このお店は画家の方に教えていただきまし
た。
一枚購入するだけだと他のお店の既製品と
あまり変わらないのですが、複数枚購入す
ると結果的に単価が安くなります。
以下、田木屋商店ベニヤカット販売ページ
のご説明です。
この「販売ページ」から材質や寸法を決め
ていきます。
私は初めて木製パネルを購入したとき、上
の「シナベニヤ」を購入しました。
田木屋商店さんでは
- シナランバー
- シナベニヤ
- シナ共芯ベニヤ
という3種類の木製パネルがあります。
シナランバー
シナランバーとは、油絵を描く面がシナベ
ニヤで、絵を描かない部分は四方を角材で
シナベニヤを補強しています。
シナベニヤ
シナベニヤとは、表面(両面)だけシナベニ
ヤで中は別の木材を使用してあります。
シナベニヤで中の木材を挟んだ状態です。
シナ共芯ベニヤ
シナ共芯ベニヤはオールシナベニヤです。
3つの木製パネルのイメージがわかない方
は、noteで図解を作りましたので良ければ
ご覧くださいませ↓↓↓
因みに価格はシナベニヤが一番安く、次に
シナベニヤ、一番値段が高いのがシナ共芯
ベニヤです。
木製パネル注文方法
ベニヤカットの販売の説明の下に商品を選
択する▼三角マークがありますので、下に
動かしてお目当ての商品を探します。
商品がいっぱいありますが、私は「シナベ
ニヤ3尺✕6尺✕21㎜」を購入しました。
シナベニヤは中間の値段の木製パネルで
す。
注文して届いた木製パネル
サイズが違うものを2枚重ねて撮った写真
です。
材料でも道具でも基本的にあまり多い数量
を買うことをおすすめしていません。
(無駄なく使ってもらいたいため)
ですが、木製パネルは複数枚購入すると単
価がとても安くなるので、田木屋商店さん
というお店の板をインターネットで複数枚
購入されることをおすすめします。
木製パネルを購入する場合は、ベニヤカッ
ト販売のページから必要事項を入力して注
文します。
以下、田木屋商店ベニヤカット販売ページ
です。
まとめ
ご紹介した油絵の材料をそろえて描けば、
油絵を最初から画面保護まで描き上げるこ
とができます。
また、田木屋さんの木製パネルに描けば既
製品より材料費を安く抑えることができま
す。
材料は木製パネル以外、小さく少ない量で
油絵をはじめていきましょう。
最後までお読みくださいましてありがとう
ございます。