油絵のパレットの形を解説|自分のスタイルで「4つ+1」の中から選択

この記事では次のことをお伝えします。

油絵のパレットの形が知りたい

「油絵のパレットはどんな形のものがあるのかな?」

「形に意味はあるのかな?」

こんな疑問にお答えします。

この記事のざっくりとした結論
  • 油絵のパレットの形は4つある
  • 指穴のあるパレットを使うときは油絵の具を多めに絞り出す
  • 指穴がない形のパレットもある

もし続きが気になる場合は、記事を読み進めてみてください。

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油絵のパレットの形

油絵のパレットにはどんな形があってどんな使い方ができるのでしょうか?これから購入したい、または購入しようか迷っている方むけに解説していきます。

油絵のパレットの形は4つあります。

  • オーバル型
  • フランゼン型
  • オブロング型
  • オブロング二つ折り型

一つずつ見ていきましょう。

オーバル型

オーバルとは、

「oval」とは、卵形のことを指す英単語である。幾何学的な形状としては、丸みを帯びた長方形や楕円形を指すことが多い。

引用元:Weblio辞書

オーバル型は、絵を描くときにイメージする形だと思います。

オーバル型の特徴として、円弧のような曲線上に油絵の具を絞り出すため、筆を持つ腕の動きがスムーズです。ですので、混色もやりやすいかと思います。

フランゼン型

フランゼン型は、雲の形をした大型のパレットです。持っている腕の邪魔をしないようなえぐりがあります。

オブロング型

オブロングは、長方形や楕円形という意味で、ここでは長方形の形をしているパレットのことです。

箱やキャビネットのサイズに合わせて作られています。

ですので、引き出しのサイズによりますが片付けする場合はすっぽり収まるような形になっています。

オブロング二つ折り型

オブロング二つ折り型は、オブロング型の真ん中あたりに蝶番が付いていて、半分に折り畳めるパレットです。

主に屋外用で、小さな箱でも収められて持ち運べるようになっています。

持つときのことを考えられたパレットもある

なかには、持つときのことを考えられたパレットもあります。

  • 手前が厚く奥が薄くなっている
  • 手前に重りが入っている
  • 変形しにくい素材を使っている

上記のような感じです。

ですので、長い時間使っていても疲れずに快適に制作できる工夫がされているパレットもあります。

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指穴のあるパレットを使うときの注意点

指穴のあるパレットを使うときの注意点は、最初油絵の具を絞り出す際には多めに出しておきましょう。

パレットを持ち始めると、片手しか自由に使えません。

パレットの油絵の具が不足してしまうと油絵を描く手を中断して、油絵の具を絞り出す手間が増えます。

特に風景画を描いていると、太陽の傾きに影響を受けます。

ですので、なるべくスムーズに制作できるようにあらかじめパレットの油絵の具は多めに絞り出している必要があります。

白は特に多く使う色ですので、他の色よりも多めに絞り出しましょう。

指穴がない形のパレットもある

油絵用のパレットといえば、指を入れる穴(指穴)があるイメージがあるかと思いますが、紙パレットは指穴が空いていないものもあります。

指穴が空いていない分、油絵の具を絞り出すスペースや混色するスペースが多めに確保できます。

屋内でパレットを持つ必要がない場合は、指穴なしのパレット使用をおすすめします。

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まとめ

油絵のパレットの形を解説|自分のスタイルで「4つ+1」の中から選択
  • 油絵のパレットの形は4つある
  • 指穴のあるパレットを使うときは油絵の具を多めに絞り出す
  • 指穴がない形のパレットもある

今回は、油絵のパレットの形について解説してきました。

パレットは高価なものもあるので、慎重に決めたいですよね。

もし、迷っているのであれば代用のパレットを使ってみて試すのもありかもしれません。

今日も楽しく油絵を描いていきましょう。

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