油絵のパレット代用をご紹介|代用に向いているもの向いていないもの

この記事では次のことをお伝えします。

油絵のパレットの代用品が知りたい

「パレットのお手入れが面倒だから、ペーパーパレットに変えたのはいいけれどやっぱり値段が気になる。」

「手入れしなくて良い油絵のパレットの代用はあるかな?」

今回は、油絵のパレットの代用をご紹介します。

この記事のざっくりとした結論
  • ペーパーパレット一枚あたりの値段より安ければ節約成功
  • ペーパーパレットでも節約はできる
  • パレットの代用に向いているもの向いていないものがある

もし続きが気になる場合は、記事を読み進めてみてください。

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ペーパーパレットはいくらなら代用で節約成功か?

お店によってペーパーパレットの値段はまちまちですが、例えばペーパーパレットMサイズ(35㎝×23.5㎝)30枚入で一枚あたり約25円だったとします。

このサイズで代用品が、ペーパーパレット一枚あたりの値段より安ければ節約成功といえると思います。

このような計算が面倒な場合は廃材を使用することをおすすめします。

もう捨てる寸前のものであれば油絵の具をつけてもお金はかかりませんからね。

ペーパーパレットで節約できること

ペーパーパレットを他のものに代用する前に、少しでもペーパーパレットを節約する方法をご紹介します。

  • 一枚を複数回使う
  • お手入れする

です。

一枚を複数回使う

まずはペーパーパレット一枚を複数回使う方法です。

絵を描くとき一回あたりの混色スペースを省スペースで終わらせられれば、次回は空いたスペースで再度混色できるので、複数回使うことができます。

ただし、混色スペースが小さすぎると色の表現が乏しくなる可能性があります。

お手入れする

次に、毎回混色スペースをお手入れする方法です。

混色スペースを毎回掃除してきれいにしていれば、何度か使うことができます。

例えば1回使って捨てるよりも、3回使って捨てたほうが得しますね。

ただし、混色スペースは完璧にはきれいにならず多少混色が濁る可能性があります。

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油絵のパレットの代用品

ここからは、具体的に油絵のパレットの代用品をご紹介します。

画面粘着防止用の保護紙

画面粘着防止用の保護紙です。

油絵やアクリル画の作品の保護のために販売されている保護紙です。

シリコーンワックスを紙の表面に施してあるのでくっつきません。

ですので、完成した油絵の保護や搬入・搬出するときにも使えます。

値段のことを言うと、クッツカーネはペーパーパレットMサイズと同じサイズにカットした場合一枚あたり40円です。

やや割高になりますが、展覧会の搬入・搬出で使用して使わなくなったものを使用したり、

一枚あたりの大きさを小さめにカットしたり、

何度も拭き上げて複数回使うなどすれば経済的です。

また、好きな大きさにカットできるのも良いと思います。

厚紙やベニヤ板などにクリップで止めて使うことをおすすめします。

下地材を塗ったシナベニヤ板

私は、シナベニヤ板を購入し自分で下地材を塗り好みの大きさにカットして下地材を塗っています。そのときどうしても小さい廃材がでてしまいます。

そのまま捨てるのはもったいないのでパレットに使っています。

廃材なのですが、下地材を塗っているので油絵の具が染み込むことがなく、パレットとして使うのには最高の素材だと思います。

廃材はパレットとして使ったら処分しています。

その他、ちょっとした絵の練習にも使えるので良いです。

油彩紙

使わなくなった油彩紙の裏を使えば経済的です。

油彩紙は、油絵を描く紙なのでパレットに使用しても問題なく使用できます。

厚みもあり混色の際よれてしまう心配がありません。

また、パレットに使用したあと絞り出していた油絵の具を均一に塗り拡げて下塗りとして使うこともできます。

油絵のパレットの代用として向かないもの

油絵のパレットの代用として向かないものは、以下です。

  • 「プラ」と書かれているもの
  • リサイクルできるもの
  • 厚みがないもの

容器に「プラ」と書かれているものや、リサイクルできるものに油絵の具をつけてしまったらリサイクルできない可能性があります。

例えば、牛乳パックや食品トレイなどです。

また、厚みがないものも油絵のパレットの代用としては向きません。食品に使用するワックスペーパーなどは薄いため混色の際力を入れづらくなるデメリットがあります。

両端に重しをしたり、何かに貼り付ければ使えるじゃないかと言われるかもしれませんが、毎回の手間と混色に気を遣うことを考えると面倒になると思います。

油絵のパレットの代用として最適なもの

一方、油絵のパレットの代用として最適なものは以下です。

  • 燃やせるゴミになるもの
  • 燃やせる廃材

自治体によりますが、油絵の具の処分の分類は燃やせるゴミに該当すると思います。

いずれ燃やせるゴミになるものや燃やせる廃材は、最終的には燃やせるゴミになるものです。

つまり、燃やせるもの(油絵の具)×燃やせるもの(廃材)は相性が良いです。

ですので、燃やせる系のものは油絵のパレットの代用としては良いと思います。

例えば、油彩紙やシナベニヤ板の廃材などです。

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まとめ

油絵のパレット代用をご紹介|代用に向いているもの向いていないもの
  • ペーパーパレット一枚あたりの値段より安ければ節約成功
  • ペーパーパレットでも節約はできる
  • パレットの代用に向いているもの向いていないものがある

今回は、油絵のパレットの代用をご紹介しました。

処分のことも考えつつ、あなたに合った代用品を見つけて少しでもパレットの節約になるようにしていきましょう。

今日も楽しく油絵を描いていきましょう。

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