この記事では次のことをお伝えします。
このブログにたどり着いたあなたは、もしかして次のようなことを考えているのではないでしょうか?
あなたのお悩み
- 6歳の女の子が些細なことですぐ怒るようになった。
- 今までしなかった口答えをするようになった。
- パパ・ママの言うことを素直に聞かなくなった。
- 言うことをを無視したり、「ヤダ」を連呼する。
- どうしたら、パパ・ママの言うことを聞いてくれるだろうか。
もし、あなたがこのように考えているならば、是非このページの記事を読んでみてください。
6歳女の子の反抗期の改善方法を解説し、お子さんのイライラとパパ・ママのストレスを軽減させます。
この記事のざっくりとした結論
6歳女の子の反抗期の対処法はざっくり以下です。
- 対等な人間関係で子供と接する
- パパ・ママは子供にどうしてほしいのか
- 今までの適当な聞き流しをしない
- 家族でコミュニケーションをとる
もし続きが気になる場合は、記事を読み進めてみてください。
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6歳女の子の反抗期【7つの対処法】
6歳の女の子の反抗期の対処法は以下7つです。
6歳女の子の反抗期の対処法
- 子供の話をしっかり聞く
- 子供に依頼心を持つ(命令しない)
- 「あなた」ではなく「パパ・ママ」はどうか
- 対等な人間関係で接する
- 子供に何がしたいのかを聞く
- 子供への愛情を見直す
- ダメなことはダメと普段から言う
1つずつ順番に解説していきます。
子供の話をしっかり聞く
子供の話をしっかりと聞きましょう。
なぜなら、今までパパ・ママ自身の作業中に適当に聞き流していた子供の話に、子供は敏感に反応します。
子供は、パパ・ママが話を聞き流していることはお見通しです。
子供の話を話半分でサウンドのように聞いていませんか?
家事で忙しいからと言って、子供との話を後回しにしていませんか?
その聞き流しが、親子関係を徐々に悪くしていきますよ。
子供の話をしっかり聞く時は、少しだけ作業の手を止めて子供の話を聞いてあげるだけです。
子供に依頼心を持つ(命令しない)
命令口調ではなく、依頼心を持って接してみましょう。
今まで言葉を選ばなくても通用していた子供へのお願いが通用しなくなります。
6歳の女の子がパパ・ママに返す言葉は、
ヤダの連呼や、
無視などです。
「~しなさい」ばかりだと嫌になるはずです。
パパ・ママも会社で、
と言われ続けると、嫌になってくるはずです。
命令口調は、必ず実行しなければいけないような言い方だからです。
一方、依頼はどうでしょう。
「〇〇ちゃん、~してくれる?」
「〇〇ちゃん、ハサミ取ってくれる?」
などと言われると、子供は
などと言える余裕があるはずです。
「あなた」ではなく「パパ・ママ」はどうか
先ほどの「子供に依頼心を持つ」ことと似ていますが、子供に限らず人は、命令されることを嫌います。
なので、命令すればするほど反発して言われたことをやろうとしません。
そんな時は、「パパ・ママが子供に対する思いと、子供にとってほしい行動」を伝えれば良いです。
では、具体的にどのような言い方にしたら良いでしょうか。
では反発するので、
と伝えましょう。
それだけでも命令される感覚は軽減されて、命令されることに慣れていた子供の気持ちも変化するはずです。
対等な人間関係で接する
子供と対等な人間関係で接しましょう。
6歳の子供は友達や学校生活をベースにし、ある程度自分でできるようになっていきます。
パパ・ママのレベルはあまり変わりませんが、子供は徐々に大人に近づいてます。
なので、パパ・ママが子供に合わせて接し方を変えていく必要があります。
対等な人間関係というと難しいかもしれませんが、パパ・ママ同士で交わしている会話を子供とするようなイメージを持つとわかりやすいかと思います。
子供に何がしたいのかを聞く
子供に何がしたいのかを聞きましょう。
その場で聞かないと、ずっと子供のグズグズが続くだけで何の解決にもならないからです。
子供は反抗すると黙り込んでうつむきます。
または、ギャーギャー言って親が話す余裕を与えなかったりします。
言いたいことがあるのに心にしまい込んでしまいます。
なぜ黙り込んでしまったのか、なぜギャーギャー言ったのか。
その前に聞き流していませんでしたか?
時が過ぎるのを待っていませんでしたか?
子供が言えない状況になっていませんか?
いつも遠くから子供と会話をしていませんか?
近づいて手を握りながら話を聞いていますか?
子供への愛情を見直す
6歳になると、親の手がかかりにくくなります。
一人である程度できるようになるからです。
人間関係では、友達に依存するかもしれませんが、まだまだパパ・ママにかまってほしい時期です。
そして、子供もパパ・ママも親子の距離感に戸惑っている時期です。
ですが、愛情は今まで通り言葉や行動で伝えてあげましょう。
ダメなことはダメと普段から言う
子供に気を遣う時期かもしれませんが、ダメなことは普段からしっかり言いましょう。
ダメなこととは、主に「自分がやられて嫌なこと、怪我、命に関わること」です。
普段から、「道路に飛び出したら車にひかれるから、急に道路に飛び出さないようにね」とお互い冷静な時に教えてあげます。
何かが起こってから子供に怖い顔で叱っても遅いからです。
ダメなことを言うタイミングは、子供の友達の怪我・風邪情報を聞いた日の夕食の時間など家族が集ったときです。
「どうして怪我をしたのかな?」と、家族みんなで原因を考えて「どうすれば怪我をしないのか」を子供に考えてもらう機会にすることです。
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6歳女の子の反抗期「パパ・ママのストレス解消法」
反抗期の子供をもつパパ・ママのストレス解消法を3つお伝えします。
パパ・ママ同士のコミュニケーション
その日にあった気になることをパパ・ママ同士で伝えあいましょう。
例えば、疲れていて機嫌が悪いママに、子供がギャーギャー言ったとします。
- ママが、パパに子供のギャーギャーを報告。
- パパがその子供に優しく接する。
などの対応をすることで、結果的にパパ・ママ2人で子供の反抗に対処することができます。
今日やったことを手帳に書く
今日やったことを手帳に書きます。ネガティブなことを書くのではなく、今日できたことをポジティブな表現で書きます。
一行だけでも良いです。
毎日書くことで自分を客観視でき、自己肯定感が上がります。
これを毎日続けましょう。
子供の状態がひどいときには学校の先生に相談する
パパ・ママで対応しきれない場合は、面談などで学校の先生に相談してみましょう。
先生の大抵の答えは「学校ではとても良い子ですよ。」などという答えが返ってきます。
そこで初めて、パパ・ママは「学校ではちゃんと頑張っているんだ。だから、家ではたっぷりと甘えさせてあげよう」
と、普段の頑張りがわかり、パパ・ママの子供への見方が変わるはずです。
なので、まずは学校の先生に相談してみることも子供を知るために大切なことです。
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6歳女の子【中間反抗期】とは
5歳から10歳ぐらいの間にある子供の反抗期のことを「中間反抗期」と言ったりします。
以下より中間反抗期の特徴を挙げていきます。
中間反抗期の特徴
中間反抗期の特徴は以下です。
中間反抗期の特徴
- 自分で考えて判断し行動したい
- 親の指示に対する自分の気持ちをうまく整理できない
- 好奇心が活発な時期
- 親より学校や友達に依存する
- 本当は甘えたい
- 外ではいい子
中間反抗期の行動パターン
中間反抗期の行動パターンは下記です。
中間反抗期の行動パターン
- 些細なことですぐ怒る
- 口答えする
- パパ・ママの言うことを素直に聞かない
- 注意を無視する
- パパ・ママと話したがらない
- 手助けを嫌がる
中間反抗期の普段の様子
6歳の子供は小学校に入学して、新しい集団行動が始まります。
また、小学校から勉強や宿題なども始まります。
テストの成績が数字でわかったり、授業中周りを見ると作業の進み具合もわかるため、嫌でも他の子と比べる、比べられる機会が増えていきます。
慣れない集団生活、慣れない勉強など、初めてのことばかりでイライラしてしまう機会が増えるようです。
また、親から自立したい気持ち、でも親の助けをかりないと全てできない時期です。
親の助けを借りずに自分でできると思っているけれど、すぐに壁にぶつかる状態です。
今まで親に頼っていたけれど、自分でできると思っているので頼むに頼めない。
仕方なく頼んだけれど、結果的に親に頼りたくないから「怒りながら親に質問する状態」になってしまいます。
親としては「何を怒っているの?」となります。
そもそも、
「親の意見を聞かず、親の助けを借りずに自分でできる」
がベースなので、仕方なく親に聞いた質問が
となって口に出てきます。
親としては今まで素直に聞いてくれていたのに、拒否されたり無視されたりすることで戸惑い、憤りを覚えることが増えます。
また、子供は親よりも友達を大切にする傾向にあるので、パパ・ママは不安や寂しさも感じる時期となるでしょう。
今まで素直だった子供が反抗的な態度を取るようになったため、親もそれに合わせた対応や、これからの子供との付き合い方を改めて考える機会になります。
親だけでなく、子供も様々な葛藤がありながら日々生活しているのです。
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全反抗期から見る「中間反抗期」の時期
まずは、反抗期を以下の表にまとめてみました。
第一反抗期 |
通称「イヤイヤ期」自己主張が芽生え、特に甘えて良いと思った大人に反抗 |
歩行開始時期~2歳頃 |
第二反抗期 |
精神的な自立の手がかりを得て、自我を確立する頃 |
小学校高学年~中学生 |
反抗期から見る中間反抗期の位置
お伝えした上記の反抗期から、中間反抗期の時期を見ていきましょう。
第一反抗期 |
通称「イヤイヤ期」自己主張が芽生え、特に甘えて良いと思った大人に反抗 |
歩行開始時期~2歳頃 |
中間反抗期 |
パパ・ママの言うことよりも友達を重視、外はいい子家では反抗 |
5歳~10歳頃 |
第二反抗期 |
精神的な自立の手がかりを得て、自我を確立する頃 |
小学校高学年~中学生 |
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6歳女の子「中間反抗期」の原因とは
パパ・ママの子供に対するコミュニケーション不足
中間反抗期の子供の多くの家庭では、子供とのコミュニケーション不足の傾向にあります。
親が共働きで子供と接する時間が少なかったり、6歳の子供の下に兄弟がいる場合、中間反抗期の子供をみる時間が取れない場合があります。
これには各家庭で差があります。
また、今までは夕食の準備をしながら子供の言うことを聞き流してやり過ごせていたとしても、この時期から子供は親の聞き流しを敏感に感じ取ります。
中間反抗期になる子供の態度にイライラしてどう接してよいかわからずに、ますます親子のコミュニケーションが不足する可能性もあります。
自分の感情のコントロールが上手くいっていない
6歳は、初めての学校生活で失敗も成功も経験します。
残念ながら、何事も成功続きのことはありえません。
今まで失敗を経験してこなかったので、当然失敗した時の対処方法がわかりません。
- 家で宿題をやる(自分でできる)
- 失敗する(親に聞きたくない)
- 自分でやる(でも対処がわからない)
- 親に聞きたくない(自分でできない)
- イライラする
などの葛藤を抱えているのではないでしょうか。
友達を大切にするようになるから
小学校以前の子供は親に依存していました。
しかし、中間反抗期があるこの時期は、自立心が芽生える時期で親よりも友達に依存します。
この頃からおしゃべりで言葉のキャッチボールができたり、字も覚えることから、子供のコミュニケーションツールが増えます。
ですので、自分でやれることが増え、友達とのやりとりもできるようになってきます。
何でもできるようになると思い始める時期です。
そのため、親に依存する必要はなくなり、わかっていることを親に言われたり指示されると反発します。
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パパ・ママが中間反抗期を疑似体験
今、子供はどんな状態なのかをパパ・ママに疑似体験してもらいます。
是非、主人公を自分に置き換えて読んでみてください。
小学生1年生は、初めての小学校で集団生活を行います。
言葉は話せる状態ですが字はまだ書けません。
そのような子供の状況を考えて・・・
パパ・ママが体験する中間反抗期
あなたは今月から、自分の会社員から全く畑違いのIT関係の会社に転職しました。
日本語はわかりますが、プログラム言語は全くわかりません。
プログラム言語はわかりませんので、会社の上司に「今月中にプログラム言語の本を読んでおきなさい」と言われました。
分厚く1冊何百ページもある本が何冊もあります。
ITの仕事は何もできないので、とりあえずひたすら本を読みます。
しかし、さっぱりわかりません。
その日は、結局本を読んだだけで終わってしまいました。
家に帰って妻に「全くわからない言語の分厚い本を今月中に何冊も読まないといけないんだよ」と愚痴ると「ふーん」と、全く聞いていない様子です。
「こんなに覚えられるわけないよ」と私。
「大変だね」とそっけない態度の妻。
会社では大変なのに、全然聞いてくれない妻に少しイラっとしました。
次の日も、プログラム言語の本を読みまくりました。
会社の先輩にも教えてもらい、徐々に言語が分かるようになってきました。
そんな時先輩に「ブログラム言語を覚えたら、ブログを作れるようになるよ」と教えてもらったので、早速家でブログ作りをしてみました。
しかし、全くできず何がなんだかさっぱりわかりません。
ブログ作りはどうすればうまくできるのか、先輩にどう質問したら良いのかすらわかりません。
「自分で決めたことだから、最後までやろう」と決めたことなのですが、全然うまくいかずイライラしてしまいます。
慣れない会社での人間関係、まだまだ覚える言語がたくさんあることと、ブログがうまくいかないことでイライラして、妻に当たってしまいました。
パパ・ママが6歳女の子の反抗期の立場になって考えよう
まだまだ自分の判断では動けない6歳です。
それなのに登下校、勉強や宿題で頑張っています。
なので、せめて家では子供が話しやすい状況をパパ・ママが作っておきましょう。
もしかしたら、子供は何を質問したら良いのかもわからないのかもしれません。
- どうしたいのか
- 何で困っているのか
- 何を聞きたいのか
小学校で疲れて帰ってきて、頭の中が常にいっぱいになっているかもしれません。
このように考えるだけで、パパ・ママの子供との接し方が変わるのではないでしょうか。
家族全員のコミュニケーションツール:筆者の場合
さきほど、中間反抗期のところで「パパ・ママの子供に対するコミュニケーション不足」をお伝えしました。
この時期に、少しでも家族のコミュニケーションを増やすことを目的に、コミュニケーションをとるツールを考えました。
家族全員がコミュニケーションをとるツール、それは「パパ・ママが子供にクイズを出すこと」です。
子供にとって少し難しいクイズを出すことによって、家族全員が考えてそれぞれが一つの問題の答えを言い合うからです。
出題と解答の時間の感覚を空けることも有効です。
例えば、「お風呂前にクイズを出題してご飯の後に解答を発表する」など出題と正解の時間の感覚を空けることによって、一番イライラしやすい時間帯を回避することができます。
さらに、少し難しいクイズを出すことによって、パパ・ママは一目置かれる存在となります。
【1問目】ここで問題です
問題
Aちゃんに「これ(ノート)貸して」と言ったら、Aちゃんはなんと答えた?
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解説
ここだけでは状況がわからないので、実際にノートを使って問題を出してください。
コツは、問題を出す時に「このノート」と、言葉に出さずに「これ」ということです。
問題に出てきた「Aちゃん」は、お子さんの名前を使ってお子さんの前で問題を出しましょう。
お子さんも参加している感が出て、よく考えてくれるようになるでしょう。
なるべくお子さんがわかる簡単な言葉を答えにすると良いです。
【2問目】次の問題です
問題
お尻から転んだら、結構前の方が怪我をしていて血が出ています。
でも、よく見たら後ろの方も怪我しているようです。
さて、どこが怪我しているでしょうか?
このように、少し考えたて説明したら「なるほど」という謎かけのような問題を出すと、会話が盛り上がります。
大切なことは、正解することではなく「家族全員で考えること・答えを言い合うこと」です。
是非問題を出す人は、楽しそうに出題してあげてください。
実際のノートを使ったり、自分が尻もちをついてみてお子さんにみてもらいながら出題すると、お子さんがイメージしやすいです。
ただ、注意が必要なことは面白いから「もっと問題出して」とリクエストがくることです。
なので、その時のためにあらかじめ複数問題を用意しておきましょう。
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まとめ:6歳女の子の反抗期にパパ・ママもイライラ!理由がわかれば万事解決
この記事では以下のことをお伝えしました。
6歳女の子の反抗期の対処法
- 子供の話をしっかり聞く
- 子供に依頼心を持つ(命令しない)
- 「あなた」ではなく「パパ・ママ」はどうか
- 対等な人間関係で接する
- 何がしたいのかを聞く
- 愛情を見直す
- ダメなことは叱る勇気を持つ
- クイズを出す(任意)
中間反抗期では今まで通用していたことを子供は敏感に感じ取ります。
パパ・ママが子供のことを考え直す良い機会です。
是非、この時期に家族の会話を楽しんで過ごしてみましょう。
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