新居でマスキングテープをベタベタさせない方法|貼替えるか不使用か

この記事では次のことをお伝えします。

新居でマスキングテープをベタベタさせない方法が知りたい

新居では、誰でもマスキングテープを貼ったりしてなるべくきれいな状態を保ちたいのではないでしょうか。

新しい物件や住んだばかりの場所はきれいですからね。

とはいえ、マスキングテープを貼ったらベタベタして逆に「新居を汚してしまうのでは…」と思っている方もいるはずです。

この記事のざっくりとした結論
  • 環境や住宅の方角にもよるが、マスキングテープは1年間貼っていてもベタベタしにくい
  • マスキングテープを貼ったことによって逆に汚れる場所がある
  • マスキングテープ以外で新居ぶりを保つ方法がある

もし続きが気になる場合は、記事を読み進めてみてください。

スポンサーリンク

新居に貼ったマスキングテープをベタベタさせないで使う方法

新居に汚れ防止のために貼ったマスキングテープをベタベタさせないで使う方法は以下のとおりです。

マスキングテープがベタベタしない期間の目安

マスキングテープは、1年間貼ったままにしても大丈夫のようです。

また、気になる糊残りもなさそうです。

1年に1度貼り替えるだけなら、大掃除を貼り替えの時期に設定しておけば良いですよね。

また、一気にやることが大変な場合は貼り替え場所をわけて、月1回を目安に貼り替えればOKです。

ただし、マスキングテープを貼る対象が熱を持っているものだったり、室内でも太陽が当たる時間がある場所は糊残りする可能性があるので、太陽が当たる箇所をさけるか、貼り替え時期を早めたりなどの工夫が必要ですね。

また、1年糊残りがないからといって、継続して同じマスキングテープを複数年貼っていると、次第に経年劣化して、糊の粘度が高くなりベタベタしてしまいます。

ベタベタしにくいマスキングテープとは

ベタベタしにくいマスキングテープとは、アクリル系の粘着剤を使用したものです。

マスキングテープの粘着剤は、ゴム系とアクリル系にわかれます。

長期間貼っていても糊残りしやすいアクリル系の粘着剤を使用したマスキングテープを使うと良いと思います。

ホームセンターによってはゴム系しか置いていない場合があります。なので、しっかりと表示を確認しましょう。

その他の特徴として、「色」や「ツヤのあるなし」、「幅」などお好みに合わせてひとつ購入してみましょう。

スポンサーリンク

マスキングテープを貼ると良い場所

マスキングテープを貼ると良い場所は以下2か所です。

なかなか掃除しない場所

なかなか掃除しない場所にマスキングテープを貼りましょう。

普段掃除している場所にマスキングテープを貼ると邪魔ですし、剥がれる可能性があります。

  • 巾木の上
  • 窓のサッシ

巾木は意識しないと掃除の対象としてカウントしませんよね。なので、巾木の存在を知らないでいると、ホコリがたまってしまう箇所です。

また、普段窓のサッシはなかなか掃除することがないですが、外からの汚れがたまりやすい場所です。

土ぼこりや雨水、花粉などですぐに汚れてしまう場所です。それに、カビが生えることもあります。

一度ついた汚れが取れにくい場所

一度ついた汚れが取れにくい場所にマスキングテープを貼りましょう。

  • コーキング
  • 玄関の足元
  • 電気のスイッチまわり

水回りのコーキングやコンロ周りのコーキングは、水アカや油汚れがたまりやすく、ついた汚れは落とすのに、こすらなければいけません。

また、玄関の足元には靴のゴム跡や靴についた汚れがつきます。

そして、電気のスイッチまわりはよくさわる場所です。暗くて見えないと、スイッチだけでなくスイッチまわりの壁までさわりますよね。

特に黒ずんだ汚れは取りづらいです。

スポンサーリンク

マスキングテープを貼るのにあまりおすすめしない場所

マスキングテープを貼るのにあまりおすすめしない場所は、浴室です。

浴室はベタベタより水アカが気になるからです。

マスキングテープのベタベタよりも、テープをはがしたときに水アカがテープの上端につき、一本の線の汚れとなります。

しかし、それ以外の汚れやカビ対策には効果を発揮します。

マスキングテープのベタベタが気になる人のマスキングテープ以外の対策

マスキングテープのベタベタが気になる人の、マスキングテープ以外での汚れ対策は2つです。

設備や家電の上にラップを貼る

設備や家電の上にラップを貼り、直接ホコリがかかるのを防ぎます。

レンジフードや冷蔵庫などの上面は、面積が大きく放っておくとホコリがたまります。

高い場所を掃除するので、台に乗って掃除しますよね。また、遠くを掃除する場合は腕を伸ばして拭き上げないといけません。

レンジフードや冷蔵庫の上面にラップを敷くことによって、ホコリがラップの上に積もるので、はがして捨てるだけで掃除が完了します。

マスキングテープを使用しないので、ベタベタすることはありません。

ただし、ラップは敷いているだけですので、もしラップの落下が気になるようでしたら四隅や四辺にマスキングテープを貼って固定しましょう。

ちなみに冷蔵庫によっては上面に排気口のようなものがあります。ふさがないようにしましょう。

なお、ラップを使う場所は限定されます。

マスキングテープとラップをうまく併用することによって「ベタベタのリスクがいくらか減らせる」と思うことができれば良いかと思います。

定期的に掃除する

マスキングテープで新居をベタベタさせたくない場合は、やはりマスキングテープを一切使用せず、定期的に掃除することが良いでしょう。

マスキングテープを貼らずに定期的に掃除すれば、確実にベタベタの可能性がなくなります。

マスキングテープを貼る手間やマスキングテープ代もかかりませんしね。

マスキングテープを貼る手間とひと拭きする手間、どちらが負担になるかを考えましょう。

スポンサーリンク

新居にマスキングテープを貼るメリット

新居にマスキングテープを貼るメリットは以下2点です。

汚れをつけない

新しいものを購入したら、汚れをつけたくないのが人の心理だと思います。

とくに、これから新しい持家や賃貸物件に住むとなれば、なるべく汚したくないはずです。

そんなときはマスキングテープを貼ると、汚れをつけたくない部分に汚れがつくことを防げます。

コーキング、サッシ、玄関の足元、お風呂の扉など一度ついてしまったらとれにくい汚れをガードすることができます。

掃除の手間が軽減される(拭く→はがす)

マスキングテープを、汚れてほしくない箇所に貼ることで掃除の手間が軽減されます。

頑固な汚れがあると、拭き掃除だけでなく洗剤で浸けおいてから拭いたり、擦ったりする必要があるからです。

なので、頑固な汚れはいつもより手間がかかり、時間もかかります。

あらかじめマスキングテープで汚れやすい箇所をガードすることで、掃除の手間が省けます。

汚れの程度によって、マスキングテープの上を拭きあげるのか、またはマスキングテープを貼り替えるのかを決めることができますね。

マスキングテープを貼るデメリット

マスキングテープを貼るデメリットを2点ご紹介します。

マスキングテープ代がかかる

当然ですが、定期的にマスキングテープを貼り替える場合は、マスキングテープ代がかかります。

マスキングテープを使用する長さは、室内の広さや部屋数、設備の数によって変わってきます。

一方で、マスキングテープがうまく活用できれば、掃除用具を使う頻度が減ります。

なので、マスキングテープ以外に使う掃除用具の出費が減るかもしれませんよね。

貼り替える手間がある

マスキングテープを貼り続けると、貼り替える手間が続きます。

なので、マスキングテープを貼るのが得意ではない方は長続きしないかもしれませんね。

スポンサーリンク

マスキングテープの特長

マスキングテープとは、

塗装をはじめとするシーリングやコーキングの際に塗装箇所以外を汚さない目的で使用される保護用の粘着テープ

引用元:Wikipedia

以上です。

一時的な保護、またはマスキングテープを貼っている箇所と貼っていない箇所の境目をきれいな状態にする目的で使われます。

なので、粘着力が弱く設計されていて、本来は長く使う目的のものではないです。

同じマスキングテープを長く使った場合のリスクとしては、粘着剤が変質して粘度が上がり、ベタベタする可能性があることです。

メンディングテープはテープの劣化が早め

メンディングテープは、事務用テープで材質はアセテートを使用しています。

変質や変色しにくいので、長い時間の使用にも適しているようです。

アクリル系の粘着剤を使用しています。

しかし、実際マスキングテープのように貼った場合、はがすときにさけたり途中で切れてしまうことがあります。

なので、ベタベタよりテープの劣化が気になりますね。

そもそも用途が「事務用」です。

用途はしっかり確認してから使用したいですね。

また、別の用途のものを使用した場合は「自己責任」ということになります。

スポンサーリンク

マスキングテープを貼り替える頻度

マスキングテープを貼り替える頻度は、

  • 3ヶ月に1回
  • 1年に1回

以上です。

水回りなどで水や石鹸などがかかりやすい場所、または太陽の光があたる部分などはなるべく同じマスキングテープを貼り続ける間隔を短めにとると良いかと思います。

逆に、上記以外の条件の場合は大掃除の時期を見計らって、同じマスキングテープを貼り続ける間隔を長めにとれば良いです。

建物のある方角や、その土地の環境などによって経年劣化の時間が変わってくると思います。

マスキングテープのテープ使用量

一度に貼るマスキングテープのテープ使用量は、1~3個程度です。

壁、天井、巾木の上、浴室など汚れる可能性がある場所すべてに貼ったときは、マスキングテープの個数が増えます。

マスキングテープの使用量には、部屋数や建物の広さ、設備の数によって変わります。

また、汚れやすい環境であるかどうかも関係してきます。

スポンサーリンク

評判が良いマスキングテープ

評判が良いマスキングテープは、

mtCASA

です。

貼りやすい
密着度
はがしやすい
糊残りしにくい

などの特長があります。

なかには、2~3年貼っても糊残りなくきれいに剥がせた例もあります。

スポンサーリンク

まとめ

新居でマスキングテープをベタベタさせない方法|貼替えるか不使用か
  • 環境や住宅の方角にもよるが、マスキングテープは1年間貼っていてもベタベタしにくい
  • マスキングテープを貼ったことによって逆に汚れる場所がある
  • マスキングテープ以外で新居ぶりを保つ方法がある

新居でマスキングテープのベタベタは気になります。

神経質になりますよね。

目立たない場所でマスキングテープを貼ってみて、実験しながらマスキングテープを使用するかどうかを決めても遅くはないと思います。

スポンサーリンク

【関連記事】
マスキングテープの粘着力を強めることは可能か|本来の力を発揮する
入居前にマスキングテープを貼る場所は?|家のきれいを維持する裏技
マスキングテープと両面テープが剥がれる時の対処法|粘るか別の策か
マスキングテープを丸く切る方法|切ってもいいけど切らない手もある

スポンサーリンク