油絵のキャンバスの材質を間違えると大変なことになる話し

  • 油絵のキャンバスの材質のことを知り
    たい
  • 油絵に向かないキャンバスの材質はあ
    るのかな?

そんなお悩みにお答えします。

この記事を読んでいただくと
  • 油絵に適したキャンバスの材質がわか
    ります
  • 油絵に向かないキャンバスの材質がわ
    かります
  • 油絵に適したキャンバスで油絵を描く
    ことができるようになります

よかったら私と一緒に「油絵のキャンバス
の材質」について勉強していきましょう。

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油絵のキャンバスに最適な材質は亜麻です

油絵のキャンバスに最適な材質には亜麻
使いましょう。

因みに亜麻の(読み方=あま)です。

油絵のキャンバスの材質は「亜麻」が良い理由

油絵のキャンバス材質「亜麻」が良い理由です。

亜麻の特徴
  • 油絵の酸化に強く
  • 織り目がしっかりしていて
  • 強度があり
  • 伸縮が少ない
  • 厚塗りや細密に描くのに適している

などの特徴があります。

なので、油絵でキャンバスを使う場合は油
絵のキャンバスには「亜麻」を使いましょ
う。

油絵のキャンバスの材質にあまり適さないのは「化学繊維」です

油絵のキャンバスの材質にあまり適さない、「化学繊維」とは

化学繊維は強度があり、滑らかな表面をし
ているみたいですが熱に敏感で収縮して永
久に変形するみたいです。

形が変わったらもとに戻らないと、描いた
絵にも影響が出てきてしまいますね。

油絵のキャンバスの材質にあまり適さないのは「綿」です

油絵のキャンバスにあまり適さない「綿」の特徴

また、綿は油の酸化に弱く厚塗りには不向
きです。

細密に描くには向いていますが、乾燥で裂
けやすく、湿気で伸縮しやすくなります。

これをご覧になって「少し使用を控えたい
材質だな」と思ったのではないかと思いま
す。

化学繊維と綿はあまり良い印象ではなかっ
たかと思います。

なので、油絵のキャンバスには亜麻を使っ
ておいたほうが無難かもしれません。

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油絵のキャンバスの生地の材質、亜麻と麻の違いは?

麻は総称です。

インターネットの油絵のキャンバスの通販
では商品名には「麻」、商品の説明では
「亜麻」と表記されてあったので、「油絵
のキャンバスの場合は亜麻と麻では同じこ
とを言っているのだな」と思っていただけ
れば良いかと思います。

油絵のキャンバスの材質「布目」は絵に影響する

油絵のキャンバスの材質「布目」は絵に影
響するので布目のことも考えてキャンバス
を買いましょう。

布目(読み=ぬのめ)とは布を織った織り目
のような模様のことです。

この布目の細い、荒いによって油絵の描き
具合や仕上がりに影響が出てきます。

キャンバスは平織りという生地の織り方で
織られています。

糸の数や太さで織り目が変わってキャンバ
スの強度にも、描き味にも影響が出ます。

油絵のキャンバスの材質「布目」は3種類

油絵のキャンバスの材質のひとつ布目には
3種類ありまして、

キャンバスの布目
  • 荒目(読み=あらめ)
  • 中目(読み=ちゅうめ)
  • 細目(読み=さいめ)

以上からお好みのキャンバスを選ぶことが
できます。

荒目(油絵のキャンバスの材質)

荒目は織り目が大きく強度があるので大き
い作品向きです。

マットな印象を与えます。

目が荒いので薄くひと塗りしただけだと凹
凸が目立ち、ひと塗りの最後の方はキャン
バスの凹みが点になって見える状態になり
ます。

細目(油絵のキャンバスの材質)

細目は織り目が滑らかで強度が弱めなので
小作品向きです。

細密描写に向いています。

光沢感がある印象を与えます。

中目(油絵のキャンバスの材質)

中目は荒目、細目の中間の織り目です。

一般的な織り目の中目が一番好まれていま
す。

描き方によっては荒目より、細目よりどち
らにも寄せて描くことができると思いま
す。

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まとめ

油絵のキャンバスに適した材質を、キャン
バスの素材と布目のことをご紹介しまし
た。

キャンバスに一番適した「亜麻」(麻)と一
般的な布目「中目」を選んで小さな作品1
枚から描いてみると良いかと思います。

最後までお読みくださいましてありがとう
ございます。

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