「油絵が乾かない、乾かしたい…」←油絵制作自体を考え直しましょう



こんにちはtakeshiです。

  • 油絵が乾かないんだけど、どうやって乾かしたら良いのかな?
  • 速く乾く方法を教えてほしい。

こういった疑問に答えます。

この記事を書いている私は、油絵歴3年。
会社員をしながらほぼ毎日ブログを書いています。

油絵の販売経験あり。

よかったら私と「油絵が乾かない」を勉強していきましょう。

油絵が乾かない、乾かしたい…と思っている人が考えるべき4つのこと

油絵が乾かない理由は、下記記事より説明しています。
»油絵が乾く仕組みを解説【乾燥の段階・調節・その他絵具との比較】

結論として、油絵を乾かしたいと思っても、油絵は完全乾燥まで半年かかります。

乾燥剤を使ったとしても、半年は乾燥に時間をかけましょう。

理由は、乾燥を急いで乾燥剤を使いすぎたり、乾燥していないときに仕上材を使うと「油絵の剥離」などが起こる可能性があるからです。

乾燥をある程度コントロールできるのは、表面乾燥(指触乾燥)です。

油絵がなかなか乾かないと思ったら、以下を試してみましょう。

  • 速く乾く条件で塗る
  • 速く乾く画溶液を使う
  • 指触乾燥で塗れる仕上材を使う
  • 水彩画やアクリル画に移行する

以上です。

順番に解説します。

速く乾く条件で塗る

結論は、「乾きやすい時期に乾きやすい塗り方で制作する」ことです。

具体的には…

  • 真夏の室内で、午後3時に薄塗りで油絵を描く

こんな感じかと。

これは、結構暑苦しい状況です。

そして、そこまでして乾燥にこだわる必要があるか疑問です。
つまり、あまり大差ないかと。

とはいえ、気温が高い夏に塗ると比較的乾きやすいので有効です。

速く乾く画溶液を使う

「速く乾く画溶液を使う」とは、具体的には…

  • 乾燥促進剤を使う
  • 樹脂を使う

以上です。

乾燥剤を使用すると、一時的に乾燥を速めてくれます。

ただし注意点は、乾燥剤を入れすぎて、ひび割れを起こしたり艶がなくなったりする可能性があることです。

なので、注意書きを読んで適量使いましょう。

指触乾燥で塗れる仕上材を塗る

指触乾燥で塗れる仕上材は、油絵の制作が終了し、指触乾燥したら塗れる仕上材を塗る方法です。

メリットとしては指触乾燥で塗れる仕上材を塗ると、実際乾くのに半年待たなくても良いのと、仕上材を塗って乾燥させてしまえば、触っても大丈夫という点です。

また、表面乾燥(指触乾燥)の段階で塗れる仕上材を塗れば、展示や販売もできます。

なので、指触乾燥したら指触乾燥で塗れる仕上材を塗ってしまいましょう。

※指触乾燥で塗れる仕上材を塗ったからといって乾燥が早まるわけではないのでご注意下さい。

水彩画やアクリル画などに移行する

塗り方、乾燥剤、仕上材を駆使しても、乾燥が気になる場合は、そもそも「油絵の乾燥」がストレスに感じているかもしれません。

そんな人は、水彩やアクリル画も検討しましょう。
理由は、格段に乾きが速いからです。

  • 油絵:指触乾燥→10日、完全乾燥→半年
  • アクリル:指触乾燥→分単位、完全乾燥→3日程

上記の乾燥時間は、実際に描いてみると明らかです。

水彩画も、ほぼアクリル画同様の乾燥時間です。あとは、絵具を水で薄めるか否かによって乾燥時間が前後します。とはいえ、そんなに大差ないかと。

なので、油絵の乾燥で制作を迷っているのであれば、この際水彩やアクリル画を試してみるのもありです。

そもそも油絵はすぐには乾きません

そもそも、油絵はすぐには乾きません。
理由は、油絵具は酸化重合でゆっくりと乾いていく絵具だからです。

まだ油絵を始めていない人は、乾く時間を頭に入れてから油絵を始めるか検討しましょう。

»油絵が乾く仕組みを解説【乾燥の段階・調節・その他絵具との比較】

乾燥剤を使っても完全乾燥まで半年は見ておいたほうが無難

乾燥剤を使っても、完全乾燥まで半年は見ておきましょう。
理由は、乾燥を速めても中の乾きの状態はわからないからです。

また、乾燥剤の多用にはリスクが伴います。

理由は、無理にテコ入れしているからです。
テコ入れしても良いことはありません。

また、絵が売れたのに、その後画面がひび割れてしまったら、お客様の信頼を失います。

なので、容量を守って正しく使いましょう。

油絵はじっくりやるもの

前提として、油絵はじっくり楽しみましょう。

  • ボカシ 、ナイフによる描画 、厚塗り…

上記の技法は、油絵ならではの魅力です。

水彩画、アクリル絵具でもできなくはないですが、油絵より難しい部分があります。それは、ズバリ「乾き」です。作業の段取りが遅ければ、あっという間に乾きます。

また、厚塗りに関しては「体積の減少」問題があります。水分の蒸発によって、乾く前、ぽってり立体的だった絵具は、乾くと平面的になります。

その反面、油絵は乾きが遅いものの、体積はあまり変わらないので「厚み」を表現の一つとして使うことができます。油絵の乾燥については、いつかは乾くので、なるべく自然の状態で乾かしたいものです。

乾きも大切ですが、「楽しい」にフォーカスしよう

これが一番ですね。

「楽しい」。これがないと、絵が続かないです。描いて楽しかった印象で画材を決めましょう。

たとえ乾きが遅いと感じても、制作が充実していたら適しているものは油絵です。

一方、制作が不満で、乾きにも不満なら、油絵は向いていないです。そんなときは、水彩画やアクリル画、または鉛筆画なども視野に入れましょう。

まとめ

油絵を速く乾かす方法のまとめです。

  • 速く乾く塗り方で塗る
  • 速く乾く画溶液を使う
  • 指触乾燥で塗れる仕上材を塗る
  • 水彩やアクリル画などに移行する
  • すぐには乾かないから、完全乾燥まで最低半年は見よう
  • 「油絵はこんな事ができる」と、魅力を再確認しよう

以上、油絵が乾かないとお嘆きの方にお送りしました。

最後までご覧いただきありがとうございます。



ABOUTこの記事をかいた人

現在東京在住。家族と5人暮らしです。 好きな生き方を模索しながら、独学で絵を描きブログを書いている「独学内向型会社員画家」です(笑)早朝にブログと絵の制作を行っております。 絵のモチーフは主に花、人物です。めちゃくちゃ描くのが遅いです。そこが課題です。ブログ運営は主に絵に関する記事を書いております。なるべくお役に立てる記事を書いてまいりますので、「いいね」や「フォロー」、メールなどいただけたらモチベーションに繋がります。よろしくお願いいたします。