- 油絵の乾燥のことが知りたい
- ボカシやグレーズのタイミングがいつかわからない
こういった疑問に答えます。
★もくじ★
【初心者必見】油絵の乾燥について押さえておくべき4つのこと
油絵の乾燥のことが理解できると、油絵の描き方のことも理解できます。
理由は…
- ボカシ(他の色と混ぜて、複雑な色を出す)
- グレーズ(透明色を複数層塗り重ねて、深みを出す)
上記のようなことが効率よくこなせるようになるからです。
ここから、油絵の乾燥について押さえておくべき4つを見ていきましょう。
1.油絵が乾く仕組み、それは酸化重合です。
まずは「油絵が乾く仕組み」を見ていきましょう。
油絵は、水彩・アクリル画(水分の蒸発)とは違い、酸素を取り込んで酸化して乾きます。
そして、表面乾燥から完全乾燥までゆっくり乾いていきます。
2.油絵が乾く時間は、表面乾燥が約10日、完全乾燥が約180日です。
表面乾燥とは、指触乾燥のことです。指触乾燥すれば、グレーズや下層の色が混ざらずに重ね塗りすることができます。
一方、完全乾燥は、塗った油絵具が中まで乾ききった状態です。また、油絵が乾く時間は6つの要素によって左右されます。
続きは下記の記事で…
3.油絵が乾かない
結論、油絵は絵を描き終えた日から「完全乾燥までは180日」かかります。
しかし、表面乾燥は速く行うことができます。
どうしても油絵が乾かないと思ったら4つを試してみましょう。
こちらも続きは記事でどうぞ…
4.油絵の乾燥剤
油絵の乾燥剤は、「樹脂」と「乾燥促進剤」の2種類があります。これらは乾燥を速めますが、多用すると絵具に影響が出たり、亀裂が起こったりします。
容量を守って使いましょう。
基本的に、初心者には乾燥剤はおすすめしません。
とはいえ、適量を守れば効果ありです。
まとめ
- 油絵が乾く仕組みは酸化重合
- 油絵が乾く時間は、表面乾燥が約10日、完全乾燥が約180日
- 油絵が乾かない場合、表面乾燥は速められる</li●導入文 >
- 油絵の乾燥剤は樹脂(メディウム)と乾燥促進剤の2種類ある、適量を守ろう
以上、油絵初心者が乾燥について押さえておくべき4つのことでした。
油絵の乾燥を知って、油絵の魅力を引き出していきましょう。