絵を描く人はタイトルのつけ方にこだわろう!ポイントは?

絵のタイトルのつけ方を事例を交えてお伝えします。

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★もくじ★

絵を描く人はタイトルのつけ方にこだわろう!ポイントは?【タイトルの意味】

私はタイトルをつける意味を以下のように分析しました。

絵のタイトルをつける意味
  • タイトルが印象的だと記憶に残る
  • 場合によっては、絵を身近に感じてもらうきっかけになる
  • 絵に、そして絵の作者に興味を持ってもらえる
  • 結果、絵の存在価値を高める

タイトルが絵を印象付けるものだと面白いし、楽しいし、絵を見た人の想像が膨らみ考えさせられます。

絵のタイトルのつけ方を簡単にとらえてはならない!タイトルに意味を込めると絵に魂が宿る?

ただ主役の名前をつけるだけより考えて意味が込められているタイトルの方が圧倒的に面白いし、絵を展示したとき絵を見る人は立ち止まります。

人は絵を見るとき、まずはじめに絵を見るはず。そのあとその絵に近づいてタイトルを見る。その時タイトルが印象的だと、「えっ、ちょっとまってなに?このタイトル!」

面白いタイトルを見て、また絵を見る。タイトルをつけたあなたへの親しみと「こいつ、ただものじゃねぇぜ。」と、思わせます。

そこでさらに絵を見ている人の人生と重なって共感をよべば、絵と絵を見た人の距離がぐっと縮まっていきます。

だから、ただの名前だけではなく自分の人生や気持ちを絵に込めたほうがいいです。その絵が人物画だと、主役の性格までわかってくる気がします。

主役は普段何をしていそう。とか、人物の見切れている部分がどんな格好をしていそう。(顔だけの人物画なら、服装を想像)など。

周りの環境や考え方などが広がって想像するようになります。

そうするとよく見てくれるようになるし、その時絵を見た人が共感できる絵だとのちのち気になってしまい、絵とタイトルを見た人が絵の印象や気になるタイトルをつけた作者への想像が膨らみ、いつのまにか引き込まれていきます。

身近な例ではソファを買おうとして、買おうか迷っているそれを目の前に、

「お部屋のどこに置こうか?」
「お部屋の色と合うか?」

などなど妄想を膨らませるような感覚に近いです。

それによってそのものを大切に思うようになり、最終的には欲しいと思ってもらえます。もちろん、絵の第一印象もインパクトも大事です。

そしてさらにタイトルが絵とぴったり合ってくると後からじわじわと湧き出る深さが出てくる。それがタイトルです。

タイトルから絵を思い出すこともあるはずです。その時タイトルの印象が薄いと、記憶の便りは絵だけになってしまいます。

だからタイトルに意味を込めて、よりあなたの絵を見てくれた人の記憶に残る絵にしましょう!

【考える】絵のタイトルのつけ方はこれ!つけ癖つけよう!シャレ。

紙と鉛筆を用意して、ノートに連想ゲームのように題材の特徴を描いていきます。

連想していくと思いもよらない言葉が生まれて具体的なタイトルから抽象的なタイトルまで考えることができるようになってきます。

また、それらを組み合わせたり一文字で表現したりすると面白いです。

  • →バラ→ピンク→一輪→
  • 生きる→希望→明るい→若い→
  • 咲いていた場所→公園
  • その時の心情→嬉しかった→デート
  • 気候→晴れていた

【調べる】絵のタイトルのつけ方はこれ!つけ癖つけよう!

辞典は楽しいのでおすすめ

国語、英和、和英様々な辞典があります。書籍はもちろん、Webサイトでも探すことができます。

意識しつつ調べていけば間違いなく表現力が上がります。

日本語は同じ意味でもニュアンスがちがう表現がたくさんあるのでボキャブラリーが豊富です。

私はそれだけで日本に生まれてよかったと思います。まだまだ日本語の深さを理解できていないので、タイトルの勉強をして日本語に触れる機会を増やしたいです。

この先絵を描き続ければタイトルはいくつもつける必要が出てきます。

お気に入りの本1冊、Webサイト1つぐらいは持っておいて損はないです。

そのものの状態や質感を表す言葉を調べてタイトルに入れてみる。
擬人化のことを調べて、花を人に例えてタイトルにしてみる。

可能性は無限大ですね!!

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【書く】絵のタイトルのつけ方はこれ!つけ癖つけよう!

思ったことや日記を手帳に書いて絵のタイトルのヒントを探ろう

絵はあなたの体の中から出た作品、日記もあなたの内面から出てきた言葉です。

毎日でも、不定期で短くても良いです。誰から見られるわけでもないのであなたが思ったことを思い切り赤裸々にノートや手帳にぶつけましょう。

また、日記の内容は本心でなくとも作り話でもいいです。
とにかく指を動かして手を動かしてアナログで書きましょう。

書くことは脳にとっても良いことです。思い悩んだら書いてイメージを膨らませましょう。

  • 学校の授業で怒られたとか、
  • 部活動で優勝したとか、
  • 育児の大変さとか、
  • 子供が何か面白い言葉を言っていたとか、
  • 子供と手をつないで本屋さんに行った

というような内容で、さらに話を少しだけ膨らませて書きましょう。

私は、保育園の「おたより帳」を書く係に任命(自分で勝手に任命)されているので、子供が保育園に行く日は毎日「おたより帳」を書いています。

ネタがないときは「つまらない日でした。」と保育園の先生に書いてしまっています。一番つまらない日記を書いたのは自分という残念な結果です。

逆に子供がプリプリ怒っていたら、原因を探して子供が怒っている脇で「シメシメ、ネタができたぞぃ。」とほくそ笑んでいるのです。

だから、タイトルも「おたより帳のネタ無いかな?」と同じように、

「絵のタイトルのネタ無いかな?」

と意識して探していれば今まで素通りしていたことが浮かんで見えてくるはずです。

【読む】絵のタイトルのつけ方はこれ!つけ癖つけよう!

本のタイトルや好きな文章の言い回しをヒントにする

世に出ているタイトル全般はターゲットを絞って考え抜かれたタイトルや文章が多いです。

とくに人気の本は本屋さんに行けばPOPなどから人気ぶりがうかがえます。

それらの本のタイトルを参考にもじったり、響きを真似したりしてタイトルをつけても良いです。そして、あなたが今まさに手に取ったその本は、

どうして手に取ったのか?
その本のどこに惹かれたのか?

を考えてみるとヒントが見つかります。

あなたのご自宅の本棚の本のタイトルを眺めても何か参考になるかもしれないですね。

【見る】絵のタイトルのつけ方はこれ!映画、ドラマ、テレビ番組のセリフやタイトルを参考にする

ここからは私が描いた絵をお見せしながら実際にタイトルをつけてみます。

参考になれば幸いです。

あなたもタイトルの妄想を膨らませて見てみてください。

【実験!】絵のタイトルは人物画を見ながら実際に付けてみよう

それではここで実際に私が描いた人物画を使ってタイトルを付けていきましょう。

私の絵はこちら↓↓↓


455×380㎜(F8) Oil on canvas

何見てんのよ。

あっ、突然失礼しました。

人物画だと色々遊べます。

これは、女性と花を描いた絵です。

基本的に私の人物画は無表情に近い表情でこちらを見ている絵が多いです。絵の主役が無表情でこちらを見ていて、絵を見ている人に何かを言いたそうな絵にしたかったからです。

それによって絵を見ている人、つまり絵の主役に見られている人が何かを考えるような絵にしたいと思い、描いています。

日々、絵を見る人の調子によって絵の主役の様子が少し違って見えるように思います。

それでは、テレビのセリフを参考にしてこの絵にタイトルを付けていきましょう。

「わが花々の美しさは永久に不滅です」

うーん、どうでしょう。野球の名台詞からつけてみました。

なんか違うか。

【その他1】絵のタイトルは、絵の主役を主人公にしてつけるつけ方

次は、主役に名前を付けてその主役の名前をそのままタイトルにしてみましょう。

「里子」

彼女は日本人なの?ハーフなの?と思わせるようなタイトルです。

顔と名前のギャップで、少し考えるタイトルになります。

でも、なんか違う?

【その他2】絵のタイトルはわき役や、アイテムの名前をつけるつけ方

例にあげる絵の脇役、アイテムは「花」ということになるのでそこにスポットをあてます。

「遊ばれた花たち」

何となくしっくりとくるような香りがします。

花だけに。違いますか。

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【その他3】絵のタイトルのつけ方は語呂ゴロある!!

語呂とは「発音の調子」のことです。

それでは実験です。

「NO FLOWER, NO LIFE」

~花のない人生なんて~

「花のない人生なんてありえない」とつけようとしましたが、タイトルが長くなるのと、あえて「ありえない」をつけずに主役の気持ちを内側に閉じ込めて見ている人に「その先は?」という余韻を残すために途中で切りました。

答えを最後まで言わずに完了します。

ハイ次!!

「東京花摘物語」

日本の花に感動した外国人女性が我を忘れて花を摘んでいる様子です。

、、、という解説もありでしょうかね。

じゃあこれ、、、。

「東京花泥物語」

なんと、マヌケ。と言わんばかりの花泥棒で見つかってしまった様子。

その姿のまま、新聞に載ってしまったとさ。

失礼いたしました!

落ちがついたところで終了です。

【寝る】絵のタイトルのつけ方はこれ!もう考えられないので寝てしまおう!

いや、そういうことでありません!!

これも「タイトルのつけ方」のひとつです!

寝ても覚めてもタイトルのことばかり

夢は変なもの で、現実には起こりえないことが起こることがあります。

夢の中で起こったありえない出来事を記録するだけでも楽しいですが、そこからタイトルになりそうなことを考えるとさらに夢の価値が上がりますね。

夢はすぐ忘れるので記録しましょう。

よくこんな画がでてきたなと関心しますが、記憶の整理のために頭の中で色んな作業が行われていると考えれば納得です。

脳はよくできてますね。

【コツ】絵のタイトルのつけ方は力を入れすぎず、抜きすぎずが良い

無理に絞りだそうとすると全く出ないので、一旦休憩してタイトルのことは脇に置いておいて頭の中をクリアにしてから考えましょう。

【疑問】絵のタイトルで、絵の説明をするのはダメなのか?

ストレートに「これは、花。」

というような絵の説明をタイトルにしてもOKです。

しかし、相当絵に自信とインパクトがないとできないことですね。

とりあえずやってみます。

「これは、花。」

「コレハ、ハナ。」

「This is Flower」

一度やってみても良いかもしれませんね。

この絵のタイトルは、「遊ばれた花たち」が個人的にはお気に入りです。

【ピカーン】絵のタイトルの付け方は、突然ひらめく!?

アニメなどで、良いアイデアが思いついたとき電球がピカーンと光る、あのシーンです。

あの瞬間は、どなたにでもやってくるはず。

普段ある物事の解決のために解決策や、やることを考えていて、その時は考えても解決策や、やることが浮かんでこなかったのに、ある時ふと良いアイデアや考えが浮かんでくることがあります。

その瞬間はいつか、、、。

私の場合はこのような場面で起こります。

  • トイレにいるとき
  • 車の運転をしているとき

比較的リラックスしているときなのではないかと思います。そのためには普段からタイトルのことを考えておく必要があります。

そういった時に限って手帳を持っていなかったり、ペンを持っていなかったり後悔しますが、電球ピカーンの場面を覚えておいて、あえて電球ピカーンの場面を作るようにするのも良いです。

おトイレがご家庭に1か所しかない場合は、お気を付け下さいませ。

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まとめ

絵のタイトルのつけ方のポイント

  • タイトルのことを意識して考え、調べ、書き、読み、見て刺激を与えよう
  • それでだめなら寝て夢を参考にしよう
  • 休憩も入れつつ電球ピカーン場面を作ろう

タイトルの付け方に正解はないし、不正解はありません。

だから、時にはストレートにタイトルにするのもありです!

タイトルを意識して日々様々な経験をして、感受性を豊かにして言葉を調べていくと良いタイトル(良いタイトル=私の感覚では、絵とタイトルがぴったり合う感覚です。)を作ることができます。

私は今回ブログでタイトルを考えていきましたが、苦手だったタイトル作りが、頭の外に出して発表してみたら以外と面白いことに気づきました。

あなたも考えを表に出してみてください。もしかすると、考えを表に出す作業がタイトルなのかもしれません。

最後までお読みくださいましてありがとうございます。

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