油絵の初心者のセット選びはこれで決まり!失敗しない選び方を解説

  • 油絵の初心者なんだけれどセットを
    買いたい。
  • どんなセット内容があるのかな?
  • いくらぐらいでセットが買えるのか
    な?

そんなお悩みにお答えします。

この記事を読んでいただくと、

  • 油絵のセット内容がわかります
  • 油絵の道具のセットの大体の相場がわかります

そして、

  • 油絵のセットを買っただけでは油絵が描けない理由がわかります

私は、油絵の本やプロの画家の方に聞いたりして油絵を額装まで完成させ、一度に3枚の油絵を販売した経緯があります。

絵を販売したお客様にはとても喜んでいただきました。

よかったら私と一緒に「油絵の初心者のセット」を勉強していきましょう。

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油絵のセット内容は大体9個、油絵のセット一覧公開!

一般的な油絵のセット内容は以下の通りと
なるかと思います。

「大体9個」の理由は、ネットショップで
調べると油絵セットの一般的な内容が大体
9個だったからです。

油絵のセット購入ではなく、最低限単品の
セットを揃える場合もこれらの道具や材料
を揃えましょう。

油壺

画用液を入れる容器。ガラス容器などでの代用も可。

油絵を描くときの道具。豚毛が一般的。写真は馬毛の筆。

筆洗油

油絵具がついた筆を洗うための石油系の液体。写真は筆洗液と筆洗器兼用。直接容器に筆を入れて筆を洗う。

パレット

油絵具を絞って出したり、混色する時に使う。木製、紙などがある。写真は紙パレット。

画箱

油絵の道具や材料を入れる箱。

ペインティングナイフ

ナイフで油絵を描く時に使う。パレットでの混色にも使用可。

パレットナイフ

主に油絵具をパレットで混色する際に使う。

油絵具

油絵を描く際に使う絵具。水彩絵具やアクリル絵具より乾きが遅いので油絵を描いたあとは、しばらく乾燥させる。写真は水で溶いて使える油絵具「アクアオイルカラー デュオ」。

ペインティングオイル

油絵具と混ぜて描き始めから仕上げまでの制作に使用可。

私はセット購入はしませんでしたが、単品
で油絵の道具や材料を揃え、セット内容と
同じ道具や材料を使って油絵を完成させま
した。

セットに満たない道具や材料は、新たな技
法でやっていきたい場合や、油絵を多く描
くようになってきた時に買い足して増やし
ていけば良いと思います。

なので、まずはセット内容と同じものを購
しましょう。

油絵の道具や材料の揃え方が全くわからな
い場合
はセットを購入してしまうのが一番
良い手かと思います。

あとは油絵の初心者向けの本があれば、あ
る程度は油絵が描けてしまいます。

油絵の初心者向けの本に関して、記事を書
きました。

「油絵の道具のセットのご紹介と、セット
にプラスすれば良い道具も解説」という記
事の中にあります、「油絵の道具のセット
にこれをプラス!油絵に役立つ本、これで
完璧!」という章をご覧くださいませ。

下にリンクを貼っています。

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油絵の初心者に向いている油絵のセットは3セットです。

初心者の場合はあまり油絵のセットをご紹
介すると混乱してしまうので、少なめにご
紹介します。

セット以外の道具や材料を全て揃えたほう
が良いかもしれませんが、使いこなせなけ
れば全てゴミになってしまうのでおすすめ
はしません。

なので、油絵の初心者の方は以下にご紹介
した油絵のセットのご購入を検討されてみ
てはいかがでしょうか。

クサカベ油絵具 初心者スタートキットセット5S-12

「クサカベ油絵具 初心者スタートキット
セット5S-12」
です。

初心者向けとあって必要な道具や材料が
コンパクトに収められています。

画箱は透明ケースを採用されています。

木の画箱は重いので、購入は気が引けると
いう方は、軽い素材のケースや箱で売られ
ている画箱の油絵セットを選んでみると良
いと思います。

セットに パレットナイフは 含まれていませ
んが、ペインティングナイフでパレットナ
イフの役割も果たしますので、まずはペイ
ンティングナイフ一本で油絵をはじめてみ
ると良いです。

油絵の道具や材料は、はじめ少なく小さく
試していって徐々に自分の世界を広げてい
きましょう。

以下、「クサカベ油絵具 初心者スタート
キットセット5S-12」のセット内容です。

道具や材料の写真一覧は、参考写真です。

実際の商品の写真ではありませんのでお
気をつけください。

一覧の下は、実際の商品のリンクです。

セット内容が変更になる場合があると思い
ます。その都度ご確認お願いします。

道具や材料の写真 道具や材料の名前 内容の有無 詳細
油壺 樹脂
丸筆・平筆
筆洗油 無臭・100ml
パレット ペーパー・150✕305mm
画箱 透明ケース
ペインティングナイフ  
パレットナイフ  
油絵具 クサカベ油絵具5号チューブ12色セット
ペインティングオイル 55ml

「クサカベ油絵具 初心者スタートキット
セット5S-12」の商品ページです。

ホルベイン 油絵具アタッシュミニバッグM-2BS

「ホルベイン 油絵具 アタッシュミニバッ
グ M-2BSセット」
です。

こちらの油絵セットもコンパクトにまとま
った油絵具セットです。

油絵具は4号10mlと少量ですので、油絵具
のお試し用としてもお使いいただける量だ
と思います。

さっと持ち運べるミニバッグ付きで、筆を
入れる筒も付いていますので、 ご自宅では
もちろん、絵画教室や屋外で油絵を描く時
に重宝する油絵具セットです。

道具や材料の写真 道具や材料の名前 内容の有無 詳細
油壺 №7
KC4.8.12
筆洗油 ネオクリーナー№1
パレット ベニヤ小長パレット
画箱 ミニバッグM・ナイロンバックコーティング生地・ファスナー式 380㎜✕195㎜✕65㎜
ペインティングナイフ Cペンチングナイフ№3
パレットナイフ  
油絵具 油絵具BSセット(4号10ml11色+ 4号10ml ホワイト1本)
ペインティングオイル ペンチングオイル40ml
写真なし 筆筒

下は、実際の商品のリンクです。

ホルベイン 油絵具 アタッシュ大長BOX Cセット

「ホルベイン 油絵具 アタッシュ大長BOX
Cセット」です。

この油絵セットは、この記事のはじめでご
紹介した油絵セット内容全てが入っている
油絵セットです。

この油絵セットも、持ち運びしやすいので
場所を選ばずすぐに油絵がはじめられるか
と思います。

道具や材料の写真 道具や材料の名前 内容の有無 詳細
油壺 №6
豚毛筆KC平4.6.10.14
筆洗油 ネオクリーナー№1
パレット ペーパーパレットMS
画箱 スケッチ箱アタッシュ大長BOX(樹脂仕切・ブラック)390㎜✕225㎜✕70㎜
ペインティングナイフ Cペンチングナイフ№3
パレットナイフ Cパレットナイフ№3
油絵具 油絵具Cセット(5号 15ml 11色+ 6号 20ml ホワイト1本)
ペインティングオイル  

下に、商品のリンクを貼っておきます。

油絵の初心者がセット購入で用意するのは¥8000です。

油絵の初心者がセット購入で用意すべき予
算、まずは8000円用意しましょう。

油絵に使える予算が8000円あれば、「クサ
カベ油絵具 初心者スタートキットセット5
S-12」「ホルベイン 油絵具 アタッシュ
ミニバッグ M-2BSセット 」「 ホルベイ
ン 油絵具 アタッシュ大長BOX Cセット 」
の油絵のセットがどれかひとつ購入できる
からです。

なお、8000円は大体の金額で、送料は別途
かかります。

また、商品の内容やそれに伴う値段も変わ
る可能性
がありますので、あなたが「油絵
を描きたいから、セットを買おう」
となっ
た場合にもう一度見てみると良いかと思い
ます。

8000円ほどの油絵セットより、もっと高い
油絵のセットが売っていますが、道具や材
料の量が増えても混乱します。

「大体9個」これぐらいのボリュームとお
値段の油絵セットがあれば十分油絵が描け
ると思います。

なお、足りない道具や材料は単品で購入す
ることをおすすめします。

なので、予算は8000円で良いかと思いま
す。

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油絵の初心者がセット以外で揃えたい道具や材料

今までは初心者の方に向けて、油絵のセッ
ト内容をご紹介してきました。

ここからは、油絵のセット内容に含まれて
いなかったけれども、油絵に必要な油絵セ
ット以外で揃えたい道具や材料のご紹介
す。

油絵の初心者がセット以外で揃えたい道具
は、

  • 支持体
  • 下地材
  • 揮発性油

以上です。

まずは、支持体からご説明していきます。

油絵の初心者がセット以外で揃えたい道具や材料 その1.「支持体」

「支持体」(しじたい)とは、油絵を何に描
くか?ということです。

具体的に言うと、一般的には「張りキャン
バス」や「木製パネル」に油絵を描きま
す。

支持体がなければ油絵を描くことができま
せん。

なので、支持体は必ず必要になります。

張りキャンバスは、木枠に生地を張って作
られていますので、少し弾力があります。

写真上が張りキャンバスの表面。下は張りキャンバスの裏面。

下は、商品リンクです。参考にしてみてく
ださい。

木製パネルは、木の板に描くので硬い印象
です。

木製パネルの表面。素材はシナベニヤ。表面が白っぽくツルツル。

これも下に商品リンクを貼ります。

支持体選びの基準としまして、「あなたの
筆のタッチを活かせる支持体」を選ぶこと
が大切になります。

あとは、単純に雰囲気でも良いです。

張りキャンバスと、木製パネルはいずれも
画材屋さんに売っています。

ただし木製パネルはラワンベニヤではな
く、「シナベニヤ」を使って下さい。

油絵の初心者がセット以外で揃えたい道具や材料 その2.「下地材」

例えば、木製パネルに油絵を直接付けて油
絵を描いてしまうと、木製パネルの酸化に
繋がってしまいます。

ですので、油絵具が木製パネルに触れない
ような処置が必要になります。

その処置が、「下地材を塗る」=「地塗り」
ということになります。

張りキャンバスは、既に下地材が施されて
いて、商品に説明書きされているものもあ
ります。

わからなければ店頭で店員さんに聞いてみ
ましょう。

一方、木製パネルは私が画材屋さんで見た
限りでは木の状態なので、下地材を塗る必
要があります。

下地材の種類は様々ありますが、お気に入
りを一つだけ準備しておけば、毎回同じ下
地材で下地を塗ることができます。

下地材の種類ちなみに私はジェッソという
下地材を毎回使用し、木製パネルに下地材
を塗って油絵を描いています。

これも、下に商品リンクを貼ります。

油絵の初心者がセット以外で揃えたい道具や材料 その3.「揮発性油」

「揮発性油」を使った下塗りは、下描きの
あとに行います。

効果としては、油絵具のノリが良くなり、
発色がよくなります。

下塗りのあとは、揮発性油を使わずペイン
ティングオイルと油絵具を混ぜて油絵を描
いていきます。

下塗りのことは「おつゆがき」というので
すが、「おつゆがき」に関する記事を描き
ましたのでよろしければご覧下さいませ。

下は商品リンクです。

油絵の初心者の方がセット以外で揃えたい
道具や材料のご紹介でした。

油絵の初心者の方がセット以外で揃えたい
道具や材料3つを揃えて下塗りまで行って
いただきますと、油絵を描いていく準備が
整います。

なので、 油絵の初心者がセット以外で
「支持体」と「下地材」と「揮発性油」を
揃えましょう。

是非上記の3つを揃えて油絵を描いていき
ましょう。

初心者だけど、油絵を完成させたいという
方は、油絵の描き方の記事もありますの
で、「油絵の描き方の記事」をご覧くださ
い。

額装の手前まで完成させることができま
す。

下記が記事の

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まとめ

油絵の初心者の方に向けて、油絵のセット
内容や油絵に必要な予算、油絵のセット以
外で必要な道具や材料をご紹介してきまし
た。

油絵はなかなか難しいというイメージがあ
ると思いますが、まずはやってみないこと
には難しさや、楽しさはわかりません。

油絵をはじめてみようか迷われている方
は、是非私と一緒に油絵をはじめましょ
う!

最後までお読みくださりありがとうござい
ます。

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