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- ホルベインの「卓上イーゼルジュリアンボックスpa4テーブルイーゼル」レビューを知りたいな。
- どんな使い方をしているのかユーザーの声が知りたい。
- 使い心地が良さそうならこのイーゼルを買いたい。
- でも少し値段が高いから勇気がいるな…。
こんな悩みに答えていきます。
油絵販売実績ありです↓↓↓
さっそく「卓上イーゼルジュリアンボックスpa4テーブルイーゼル」をみていきましょう。(以下、ジュリアンボックス)
★もくじ★
- 「ホルベイン」卓上イーゼルジュリアンボックスpa4テーブルイーゼル【レビュー】
- 絵具がごちゃごちゃ収納されていて使う度に探す…ジュリアンボックスなら一覧で並べられて、制作時に絵具や画用液をスムーズに出し入れできる
- 制作のたびにイーゼルを広げるのは面倒!ジュリアンボックスなら作品も角度も完成までそのまま
- パレットを持ちながら制作するのが苦手…ジュリアンボックスは、パレットを持つ必要なし、筆だけ持って制作できる
- 段階的な角度のイーゼルだと絵が描きづらい!ジュリアンボックスなら好きな角度が選べる
- 手前についている今のイーゼル、制作中に開けるのは億劫…ジュリアンボックスの収納は引き出しが横だから、制作の邪魔にならずにものが取り出せる!
- ジュリアンボックスのデメリットは3つあります
- 他社の卓上イーゼル5つぐらいと比較したので、ジュリアンボックスのメリットを伝えます
- 「ホルベイン」卓上イーゼルジュリアンボックスpa4テーブルイーゼルはこんな人におすすめ
- テーブルに置いて制作すると絵が歪む!ジュリアンボックスは細かい角度調節が可能
- できればその場で作業したい…時間がなく、めんどくさがり屋のあなたにジュリアンボックスはおすすめ
- 「あれもこれも持っていけない!」ジュリアンボックスは収納付きイーゼル、移動して制作する忙しいアーティストにおすすめ
- テーブルに置いただけだと支持体が動く…ジュリアンボックスは最高の安定感で安心して描ける!
- 絵具がごちゃごちゃ収納されていて使う度に探す…ジュリアンボックスなら一覧で並べられて、制作時に絵具や画用液をスムーズに出し入れできる
- 制作のたびにイーゼルを広げるのは面倒!ジュリアンボックスなら作品も角度も完成までそのまま
- パレットを持ちながら制作するのが苦手…ジュリアンボックスは、パレットを持つ必要なし、筆だけ持って制作できる
- 段階的な角度のイーゼルだと絵が描きづらい!ジュリアンボックスなら好きな角度が選べる
- 手前についている今のイーゼル、制作中に開けるのは億劫…ジュリアンボックスの収納は引き出しが横だから、制作の邪魔にならずにものが取り出せる!
- ジュリアンボックスのデメリットは3つあります
- 他社の卓上イーゼル5つぐらいと比較したので、ジュリアンボックスのメリットを伝えます
- 「ホルベイン」卓上イーゼルジュリアンボックスpa4テーブルイーゼルはこんな人におすすめ
「ホルベイン」卓上イーゼルジュリアンボックスpa4テーブルイーゼル【レビュー】
ジュリアンボックスを使うとストレスが減ります。
理由は、今までの悩みが解決したからです。
なので、支持体の安定感は重要なので、上下固定と上下可動のジュリアンボックスで集中力を維持しましょう。
絵具がごちゃごちゃ収納されていて使う度に探す…ジュリアンボックスなら一覧で並べられて、制作時に絵具や画用液をスムーズに出し入れできる
必要な時に出し入れできる収納があることは大切です。
理由は、位置が固定されてスムーズに制作できるからです。
具体的には…
- 引き出しの中に油絵具やオイルを入れる
- 平で収納する
- 油絵具は油絵具セットの並び順で収納する
上記のとおりです。
色の順番を決めて固定して入れておけば、引き出しを開けなくても色の配置がイメージできてくるかと思います。
なので、必要な時にスムーズに出し入れできる収納があることは重要です。
ちなみに収納には、3分の2のスペースに20mlの油絵具が30本ほど入ります。結構入ると思っていますが、それ以上持っている場合、引き出しに入れてみて、この機会に油絵具の量を見直してみてはいかがでしょうか。
制作のたびにイーゼルを広げるのは面倒!ジュリアンボックスなら作品も角度も完成までそのまま
制作途中のイーゼルを片付けなくてよいのは、大幅な時間とストレスの削減です。
理由は、毎回イーゼルを片付けると色々なことが起こるからです。
具体的には…
- 絵具が服につく
- 支持体を落として絵が床に張り付く
- イーゼルの設置の手間
- イーゼルの角度調節の手間
上記のような感じです。
書斎にイーゼルを置いたままにすればよいのでは?という意見があるかもですが、誰にも邪魔されない書斎がある人は少ないのではないかと思います。
なので、制作途中のイーゼルを片付けなくて良いジュリアンボックスは時間とストレスを削減できます。
ただし、書斎がなくても最低限ジュリアンボックスを常時置いておける場所の確保が必要です。
パレットを持ちながら制作するのが苦手…ジュリアンボックスは、パレットを持つ必要なし、筆だけ持って制作できる
無理してパレットを持つ必要はありません。置いて制作しましょう。
理由は、パレットを置くスペースが確保できるからです。
具体的には、ジュリアンボックスの手前にパレットを置いて、パレットを持たずに作業します。
引き出しは横についているので、制作中でも引き出せます。
なので、パレットを持って制作するのが苦手な人はパレットを置いて、筆だけ持って制作しましょう。
段階的な角度のイーゼルだと絵が描きづらい!ジュリアンボックスなら好きな角度が選べる
先ほどの角度調節の話と似ていますが…好きな角度に調節できることは重要です。
理由は、置く場所が変わると垂直にする角度も様々だからです。
具体的には、
- 床に置いた場合
- 椅子に座り、テーブルに置いた場合
- 床に座り、低いテーブルに置いた場合
上記のとおりです。
一度座る場所を決めてしまえばある程度固定できますが、座る場所が決まるまで色々な角度で試す必要があるかと。
なので、柔軟に角度調節できるジュリアンボックスはおすすめです。
手前についている今のイーゼル、制作中に開けるのは億劫…ジュリアンボックスの収納は引き出しが横だから、制作の邪魔にならずにものが取り出せる!
制作時に引き出しても邪魔にならない卓上イーゼルを選びましょう。
理由として、ジュリアンボックスの引き出しは収納の機能を持ちながら、制作時でも邪魔にならずに使えるからです。
具体的には…
- 制作途中で足りなくなった絵具チューブを引き出してから使う
- どの色があるか、制作前または製作中に引き出しを開けて色を一覧できる
上記のことが可能になります。
なので、制作時に引き出しても邪魔にならずに制作できるジュリアンボックスが機能的です。
ジュリアンボックスのデメリットは3つあります
ジュリアンボックスのデメリットを下記に3つ挙げました。
- 角度が少しずれる
- 本体が重い
- 値段が比較的高い
上記のとおりです。
順番に解説します。
角度が少しずれる
何かの拍子に押してしまったりすると角度がずれてしまったことがありました。
また、写真に撮ったモチーフをタブレットでみているため、支持体の真横にタブレットを置いていたのがずれの原因かもしれません。
イーゼルの角度がずれる対策としては…
- 本来の目的で使用する
- 固定にネジをしっかり締める
- 極端に重い支持体を乗せない
上記のような方法で角度のずれは起こりにくくなるかと思います。
本体が重い
本体は、約3㎏以上あります。類似品を調べてみると約2㎏のものが多く、中には6㎏のものもあります。
軽すぎれば安定感が損なわれるし、重すぎれば持ち運びづらくなります。
なので、ジュリアンボックスは持ち運びしやすく安定感も保っている卓上イーゼルであると考えています。
値段が比較的高い
他の卓上イーゼルと比べるとたしかに値段は高いです。
- 「ホルベイン」卓上イーゼルジュリアンボックスpa4テーブルイーゼル→¥15000ほど
- 他社製品→¥3500~5000ほど
なので、値段の高さをカバーすべく、下記に「ホルベイン」卓上イーゼルジュリアンボックスpa4テーブルイーゼルのメリットを挙げました。
他社の卓上イーゼル5つぐらいと比較したので、ジュリアンボックスのメリットを伝えます
私が他のいくつかの卓上イーゼルを調べてみての感想なので、調べ足りない部分があるかもしれません。その場合は、調べて比較してみてください。
F10号タテが制作可能なのはジュリアンボックスだけ!卓上イーゼル最大サイズ
タテF10号まで制作可能→他はおそらくF10号ヨコが最大です。
支持体上下固定可能+上下可動はジュリアンボックスだけ!
ジュリアンボックスは、支持体上下固定と、上下の高さ調節が可能です。他は支持体上下固定のみで、上下可動はおそらくジュリアンボックスだけです。
収納の仕切り板ありで、仕切り調節可能はジュリアンボックスだけ
収納の仕切り板ありで、仕切り調節可能はジュリアンボックスだけですね。他は、収納の仕切り板はありますが、仕切り間隔を細かく設定できません。
収納の仕切り材がブリキなのはジュリアンボックスだけ
ジュリアンボックスは収納の仕切り材がブリキです。他は木材が主です。ブリキは調理道具にも使われるほどなので、油絵具がついても固まる前に拭けば、さっと拭き取れます。
ジュリアンボックスは収納付き&引き出しがヨコに付いている
ジュリアンボックスは収納付きで、引き出しがヨコに付いています。
他の卓上イーゼルは…
- そもそも収納がない
- または前側に付いている
- それか奥側に付いている
上記のとおりです。
順番に解説します。
そもそも収納がない
収納が必要ない人はこれを選べば良いです。
前側に付いている
制作中に引き出しを開ける場合は、体を手前に引いて開ける必要があります。
奥側に付いている
これは卓上イーゼルが箱状になっていて、上の蓋を開けたその蓋に支持体を置いて描くタイプのイーゼルです。
箱型なので蓋を開けたら空間が生まれて、そこに収納します。この卓上イーゼルの場合は、制作中、支持体の奥をのぞき込んでものを出し入れする必要があります。
ジュリアンボックスは、本体の木目がきれい
ジュリアンボックスは、本体の木目がきれいです。木目がはっきりしていて色が明るめなので、落ち着いた雰囲気で制作できるかと。
優越感に浸れる
これは個人的な意見ですが、ジュリアンボックスを使うと優越感に浸れます。
自分でお金をかけたこともあると思いますが、「信頼の老舗画材メーカーホルベインの、フランス製卓上イーゼル」を使っている優越感ですね。これは、大げさのようでまちがいないです。
良い道具を使うと作品にも現れるものだと思います。そして、毎日好きな道具に囲まれて絵が描ける幸せは何者にも代えがたいです。
初めて購入する高価なものは勇気が要りますが、手に入れたらとても贅沢な制作時間を過ごすことができます。イーゼルを見るたびに「買ってよかったな、幸せだな」と思います。
同じ制作時間です。せっかくなら良いもので素敵な絵画制作の時間をあじわいましょう。
明日からではなく、今から。慎重かつ決めるところは決めていきましょう。このレビューが参考になると幸いです。
「ホルベイン」卓上イーゼルジュリアンボックスpa4テーブルイーゼルはこんな人におすすめ
- 壁を絵具で汚さず卓上で支持体を立てて制作したい
- 卓上イーゼルを置ける自分専用のテーブルや台がある(ない場合はその都度片付けることになります)
- 床や台の上に置いて描くから細かく角度調節がしたい
- 木目やデザインがかっこいい卓上イーゼルがほしい
- 制作時も引き出しからものを出し入れして使いたい
- 収納はさっと拭き取れる素材で清潔に保ちたい
- 収納には油絵具と画用液を入れるから細かく整理したい
- 四角いパレットを支持体の前に置いて制作したい
- 絵画教室やイベントに持ち運びできるイーゼルがほしい移動しても自宅制作のようにスムーズかつ安定して制作したい
具体的には、以下から解説します。
テーブルに置いて制作すると絵が歪む!ジュリアンボックスは細かい角度調節が可能
支持体を垂直に見る
絵が歪むのは角度の問題です。
理由は、支持体を垂直の状態で見られていないからです。テーブルに置いた支持体を見る時、具体的には…
- 斜め下から見る
上記の状態で絵を描いている可能性があります。
なので、テーブルに置いた支持体に歪みがない絵を描くためには以下です。
- 真上から描く
上記の状態で絵を描く必要があります。理由は、垂直に見たほうが歪みが少ないから。
でも、長時間この体勢は結構きついです。理由は、首や背中に負担がかかるからですね。
なので、無理のない姿勢で制作しましょう。
無理のない姿勢とは、具体的には…
- 直立している
- 座っている
上記の状態です。
ジュリアンボックスなら、無段階の調節機能なのであなたの姿勢に合った角度調節が可能です。
モチーフと支持体をそれぞれ垂直に見る
モチーフと支持体を見る角度をなるべく統一させましょう。
理由は、なるべく同じ角度で描いたほうが、歪みが少ないからです。また、なるべくいつもの姿勢で制作したいので…
- モチーフと支持体それぞれ垂直に見る
上記のようにする必要があります。
モチーフと支持体を見る角度を統一させると絵が歪まず、なるべく無理のない姿勢で制作できるジュリアンボックスが良いです。
「ホルベイン」卓上イーゼルジュリアンボックスpa4テーブルイーゼル←送料無料
できればその場で作業したい…時間がなく、めんどくさがり屋のあなたにジュリアンボックスはおすすめ
ジュリアンボックスを使うとほとんど席を立たずに絵の制作に没頭できます。
理由は、本体に道具や材料が収納でき、すぐ使う道具は目の前に置けるからです。
具体的には…
- 絵具、画用液→ジュリアンボックス引き出しに収納
- 引き出しが横に付いているのでイーゼルの前に道具が置ける
- 筆立て、筆洗油、パレット→テーブル
上記のとおりです。
なので、必要な道具や材料が目の前にあることは制作時間確保のため大切です。
「ホルベイン」卓上イーゼルジュリアンボックスpa4テーブルイーゼル
「あれもこれも持っていけない!」ジュリアンボックスは収納付きイーゼル、移動して制作する忙しいアーティストにおすすめ
ジュリアンボックスなら、コンパクトにまとめて移動できます。
理由は、収納付きのイーゼルだからです。
具体的には…
- 収納→絵具、揮発性油、ペンチングオイル
上記の材料を入れることができます。
それぞれの収納できる内容量は下記のとおりです。
- 油絵具→110mlが入る(チューブの一般的な大きさは20ml)
- オイル系の瓶→55ml(これが限界の大きさかと)
以上です。
絵具は110mlの大きなチューブも入るので、白色など多く使う油絵具の収納には問題ないかと。
オイルは、頻繁に外で絵を描く場合は55mlの瓶に継ぎ足しながら持ち運べば良いです。
ちなみに上記は収納例です。あなたが使いやすいものを収納すれば筆や油壺も入るかもしれません。そこは、色々ためしてみましょう。
なので、収納付きのジュリアンボックスを使えば細々とした油絵具やオイルが収納でき、持ち運びがスムーズかと。外出先でも比較的制作までがスムーズかと思います。
テーブルに置いただけだと支持体が動く…ジュリアンボックスは最高の安定感で安心して描ける!
絵を描く上で、支持体の安定感は重要です。
理由は、絵の仕上がりに左右するからです。
具体的には…
- 繊細な線を描いていたときに支持体がズレて修正が必要になった
上記だと集中力と制作に影響が出てきます。
なので、支持体の安定感は重要なので、上下固定と上下可動のジュリアンボックスで集中力を維持しましょう。
絵具がごちゃごちゃ収納されていて使う度に探す…ジュリアンボックスなら一覧で並べられて、制作時に絵具や画用液をスムーズに出し入れできる
必要な時に出し入れできる収納があることは大切です。
理由は、位置が固定されてスムーズに制作できるからです。
具体的には…
- 引き出しの中に油絵具やオイルを入れる
- 平で収納する
- 油絵具は油絵具セットの並び順で収納する
上記のとおりです。
色の順番を決めて固定して入れておけば、引き出しを開けなくても色の配置がイメージできてくるかと思います。
なので、必要な時にスムーズに出し入れできる収納があることは重要です。
ちなみに収納には、3分の2のスペースに20mlの油絵具が30本ほど入ります。結構入ると思っていますが、それ以上持っている場合、引き出しに入れてみて、この機会に油絵具の量を見直してみてはいかがでしょうか。
制作のたびにイーゼルを広げるのは面倒!ジュリアンボックスなら作品も角度も完成までそのまま
制作途中のイーゼルを片付けなくてよいのは、大幅な時間とストレスの削減です。
理由は、毎回イーゼルを片付けると色々なことが起こるからです。
具体的には…
- 絵具が服につく
- 支持体を落として絵が床に張り付く
- イーゼルの設置の手間
- イーゼルの角度調節の手間
上記のような感じです。
書斎にイーゼルを置いたままにすればよいのでは?という意見があるかもですが、誰にも邪魔されない書斎がある人は少ないのではないかと思います。
なので、制作途中のイーゼルを片付けなくて良いジュリアンボックスは時間とストレスを削減できます。
ただし、書斎がなくても最低限ジュリアンボックスを常時置いておける場所の確保が必要です。
パレットを持ちながら制作するのが苦手…ジュリアンボックスは、パレットを持つ必要なし、筆だけ持って制作できる
無理してパレットを持つ必要はありません。置いて制作しましょう。
理由は、パレットを置くスペースが確保できるからです。
具体的には、ジュリアンボックスの手前にパレットを置いて、パレットを持たずに作業します。
引き出しは横についているので、制作中でも引き出せます。
なので、パレットを持って制作するのが苦手な人はパレットを置いて、筆だけ持って制作しましょう。
段階的な角度のイーゼルだと絵が描きづらい!ジュリアンボックスなら好きな角度が選べる
先ほどの角度調節の話と似ていますが…好きな角度に調節できることは重要です。
理由は、置く場所が変わると垂直にする角度も様々だからです。
具体的には、
- 床に置いた場合
- 椅子に座り、テーブルに置いた場合
- 床に座り、低いテーブルに置いた場合
上記のとおりです。
一度座る場所を決めてしまえばある程度固定できますが、座る場所が決まるまで色々な角度で試す必要があるかと。
なので、柔軟に角度調節できるジュリアンボックスはおすすめです。
手前についている今のイーゼル、制作中に開けるのは億劫…ジュリアンボックスの収納は引き出しが横だから、制作の邪魔にならずにものが取り出せる!
制作時に引き出しても邪魔にならない卓上イーゼルを選びましょう。
理由として、ジュリアンボックスの引き出しは収納の機能を持ちながら、制作時でも邪魔にならずに使えるからです。
具体的には…
- 制作途中で足りなくなった絵具チューブを引き出してから使う
- どの色があるか、制作前または製作中に引き出しを開けて色を一覧できる
上記のことが可能になります。
なので、制作時に引き出しても邪魔にならずに制作できるジュリアンボックスが機能的です。
ジュリアンボックスのデメリットは3つあります
ジュリアンボックスのデメリットを下記に3つ挙げました。
- 角度が少しずれる
- 本体が重い
- 値段が比較的高い
上記のとおりです。
順番に解説します。
角度が少しずれる
何かの拍子に押してしまったりすると角度がずれてしまったことがありました。
また、写真に撮ったモチーフをタブレットでみているため、支持体の真横にタブレットを置いていたのがずれの原因かもしれません。
イーゼルの角度がずれる対策としては…
- 本来の目的で使用する
- 固定にネジをしっかり締める
- 極端に重い支持体を乗せない
上記のような方法で角度のずれは起こりにくくなるかと思います。
本体が重い
本体は、約3㎏以上あります。類似品を調べてみると約2㎏のものが多く、中には6㎏のものもあります。
軽すぎれば安定感が損なわれるし、重すぎれば持ち運びづらくなります。
なので、ジュリアンボックスは持ち運びしやすく安定感も保っている卓上イーゼルであると考えています。
値段が比較的高い
他の卓上イーゼルと比べるとたしかに値段は高いです。
- 「ホルベイン」卓上イーゼルジュリアンボックスpa4テーブルイーゼル→¥15000ほど
- 他社製品→¥3500~5000ほど
なので、値段の高さをカバーすべく、下記に「ホルベイン」卓上イーゼルジュリアンボックスpa4テーブルイーゼルのメリットを挙げました。
他社の卓上イーゼル5つぐらいと比較したので、ジュリアンボックスのメリットを伝えます
私が他のいくつかの卓上イーゼルを調べてみての感想なので、調べ足りない部分があるかもしれません。その場合は、調べて比較してみてください。
F10号タテが制作可能なのはジュリアンボックスだけ!卓上イーゼル最大サイズ
タテF10号まで制作可能→他はおそらくF10号ヨコが最大です。
支持体上下固定可能+上下可動はジュリアンボックスだけ!
ジュリアンボックスは、支持体上下固定と、上下の高さ調節が可能です。他は支持体上下固定のみで、上下可動はおそらくジュリアンボックスだけです。
収納の仕切り板ありで、仕切り調節可能はジュリアンボックスだけ
収納の仕切り板ありで、仕切り調節可能はジュリアンボックスだけですね。他は、収納の仕切り板はありますが、仕切り間隔を細かく設定できません。
収納の仕切り材がブリキなのはジュリアンボックスだけ
ジュリアンボックスは収納の仕切り材がブリキです。他は木材が主です。ブリキは調理道具にも使われるほどなので、油絵具がついても固まる前に拭けば、さっと拭き取れます。
ジュリアンボックスは収納付き&引き出しがヨコに付いている
ジュリアンボックスは収納付きで、引き出しがヨコに付いています。
他の卓上イーゼルは…
- そもそも収納がない
- または前側に付いている
- それか奥側に付いている
上記のとおりです。
順番に解説します。
そもそも収納がない
収納が必要ない人はこれを選べば良いです。
前側に付いている
制作中に引き出しを開ける場合は、体を手前に引いて開ける必要があります。
奥側に付いている
これは卓上イーゼルが箱状になっていて、上の蓋を開けたその蓋に支持体を置いて描くタイプのイーゼルです。
箱型なので蓋を開けたら空間が生まれて、そこに収納します。この卓上イーゼルの場合は、制作中、支持体の奥をのぞき込んでものを出し入れする必要があります。
ジュリアンボックスは、本体の木目がきれい
ジュリアンボックスは、本体の木目がきれいです。木目がはっきりしていて色が明るめなので、落ち着いた雰囲気で制作できるかと。
優越感に浸れる
これは個人的な意見ですが、ジュリアンボックスを使うと優越感に浸れます。
自分でお金をかけたこともあると思いますが、「信頼の老舗画材メーカーホルベインの、フランス製卓上イーゼル」を使っている優越感ですね。これは、大げさのようでまちがいないです。
良い道具を使うと作品にも現れるものだと思います。そして、毎日好きな道具に囲まれて絵が描ける幸せは何者にも代えがたいです。
初めて購入する高価なものは勇気が要りますが、手に入れたらとても贅沢な制作時間を過ごすことができます。イーゼルを見るたびに「買ってよかったな、幸せだな」と思います。
同じ制作時間です。せっかくなら良いもので素敵な絵画制作の時間をあじわいましょう。
明日からではなく、今から。慎重かつ決めるところは決めていきましょう。このレビューが参考になると幸いです。
「ホルベイン」卓上イーゼルジュリアンボックスpa4テーブルイーゼルはこんな人におすすめ
- 壁を絵具で汚さず卓上で支持体を立てて制作したい
- 卓上イーゼルを置ける自分専用のテーブルや台がある(ない場合はその都度片付けることになります)
- 床や台の上に置いて描くから細かく角度調節がしたい
- 木目やデザインがかっこいい卓上イーゼルがほしい
- 制作時も引き出しからものを出し入れして使いたい
- 収納はさっと拭き取れる素材で清潔に保ちたい
- 収納には油絵具と画用液を入れるから細かく整理したい
- 四角いパレットを支持体の前に置いて制作したい
- 絵画教室やイベントに持ち運びできるイーゼルがほしい移動しても自宅制作のようにスムーズかつ安定して制作したい