この記事では次のことをお伝えします。
内村選手のメダル獲得数は
33歳まで現役生活をおくった体操界のキングです。その演技は力強さと美しさに定評があります。
もし続きが気になる場合は、記事を読み進めてみてくださいね。
★もくじ★
内村航平選手の食事にはどのようなこだわりがあるのか
画像 体操界を代表する内村選手の食事のこだわりが、
そうです。
どんな食べものを食べるのか
内村選手はどんな食べものが好きなんでしょうか?
食事だと米、肉、ハンバーガー。そして、カレーは特に好きで「毎日でもいい」と言っていたそうです。
食事以外の食べものですとチョコレート、プリン、チョコプリン、バナナです。チョコは「ブラックサンダー」が好きなようです。当時内村選手が大好きと発言したことでブッラクサンダーが爆発的に売れたんだとか。
ちなみに大会期間中の朝食はバナナかチョコプリンで、夕食はビッグマックとのことでした。ほぼジャンクフードですよね。栄養は足りていたのでしょうか。
スポーツ選手ですと体を動かした後にプロテインを飲むことを習慣にしていたりするイメージがありますよね。
どんな食べものが嫌いなのか
内村選手が嫌いな食べものは野菜類で「グリンピース」「トマト」は個別に名前が上がっています。
具体的な野菜の名前が出るということは相当嫌いなのだと思います。
内村選手の食に対するモットー
内村選手の食に対するモットーは、
「好きなものを好きなだけ食べる。好きなものを食べたほうがテンションが上がる」
とのこと。
厳しい練習を積み重ねたトップアスリートならではの本音だと思います。せめて食事だけは自由に制限なく食べたい。嫌なものを無理して食べてテンションが下がるよりは、好きなものを好きなだけ食べたいですよね。
「食べてテンションを上げたい」内村選手と同じ考えをもつトップアスリート
1日1食になったのはいつからか
1日1食になったのは2018年がきっかけです。
内村選手の「好きなものを好きなだけ食べる」スタイルは、大学時代から継続していたようで、2008年内村選手の五輪初出場である北京オリンピックから偏食ぶりがおおやけになりました。
そして2018年、ロンドンオリンピックの金メダル獲得から1日1食になったそうです。 その後も大会で連覇を更新するなどの快進撃で、体操界のキングと成り上がったのです。
しかし、2011年に結婚された、奥さまの千穂さんは野菜嫌いの内村選手がなるべく野菜をとってもらうようにと、いろいろと心配されたのではないでしょうか。千穂さんは競技生活だけでなく、その先を見すえた内村選手の健康面を常に考えていたのだと思います。
1日1食を続けている理由
そんな奥さまの心配がありましたが、さきほどお伝えしたとおり内村選手は「1日1食、夜だけ」の食事にこだわりはじめてから、体調や成績が良くなったそうです。
また、体操選手にしかわからない微妙な違和感をも感じ取っていました。夕食しか食べない理由は、突き詰めれば「練習前に食べてしまうと体が重たい気がして回りにくく、食べ物が胃に入っていると一緒に回っている」とのこと。
練習前に食べることによって、胃の中に入った食べものが気になり競技に集中できないようなのです。 一つ一つの動きにこだわった内村選手だからこそ感じ取った違和感。
研ぎ澄まされたその感覚は、胃の中の食べものの動きまで敏感に感じ取っていました。
内村選手の食のこだわりには根拠があった?
内村選手の食のこだわりには根拠があったようです。
著書『自分の好きなものだけ食べれば病気は治る・防げる』(講談社刊)の著者である医学博士「石原結實」(ゆうみ)さんは「好きなものを好きなだけ食べるスタイル」の内村選手を下記のように分析しています。
色白で細身の内村選手は、元来の体質が“陰性体質”。自分の本能に従って体を冷やす野菜を避け、陽性にするチョコレートを好んで食べていたんです。それが体調管理につながり、競技に好影響を与えたのでしょう
東洋医学では陰の体質・陽の体質という考え方があります。
陰性体質は体温が低く、陽性体質は体温が温かい体質の特徴があると言われています。 石原先生は、「偏食、イコール悪ではない。むしろ、自分の体に本当に必要なものを摂取するための正しい方法」とおっしゃっています。
また、「好きなものだけを自由に食べ、嫌いなものは一切食べる必要はない。それが体調がよくなり、健康になる極意なのです」 体質は生まれつきだったり、日々の生活の中でつちかわれていくことにより変化していくようです。
体力的には陰性体質は弱く、陽性体質は強い傾向にあります。また、体質により合う食べものもちがうということなのです。
陰の体質の人は陽性に
陽の体質の人は陰性に
上記のように体質の反対の性質にしてくれるはたらきをもつ食べものを摂取すると良いと言われています。
陽性にするはたらきのもの:硬めなもの、ナトリウムが多いもの、赤身魚、肉、大根、卵など
陰性にするはたらきのもの:温かい場所でとれるもの、カリウムが多いもの、牛乳、バナナ、トマトなど
重要なことは「自分は何が食べたいのかを自分に聞くこと。」おなかをすかせて、自分の声に耳を傾けることなのだとか。
内村選手はまさに、自分の声に耳を傾け食べるべきものを本能的に選び、競技の力に変えていったのではないでしょうか。
内村航平選手が食生活についてメッセージ
内村選手は自身の食生活についてわたしたちにメッセージを伝えています。
「皆さんは食べて下さい」
内村航平選手は毎日ハードなトレーニングを積み重ねて多くの偉業を成し遂げ、結果的にみごとな逆三角形の肉体を手にしています。私たち一般人が内村選手のマネをしても体調を崩したり、太りだしたりします。
筋トレ後に甘いものを取ると筋肥大が期待できると言われます。内村選手はそのことを頭に入れて競技のあとにチョコレートを召し上がっていたのかもしれません。
なので、私たち一般人はふだん筋トレや運動をする習慣がないのであれば適度な運動と適度な食事を心がけたいものです。
まとめ
内村航平選手の食事へのこだわりをお伝えしました。
- 基本的に1日に1食、夜だけの食事で、摂取カロリーは約1000キロカロリー
- 好きな食べ物は、米や肉、ハンバーガー、カレーは特に好きで「毎日でもいい」
- 好きなお菓子は、チョコレート(特にブラックサンダー)、チョコプリン、バナナ
- 嫌いな食べ物は野菜類特に「グリーンピース」「トマト」
「好きなものを好きなだけ食べる。好きなものを食べたほうがテンションが上がる」周りを圧倒するような好成績を残してきた内村航平選手なので、食事に関しては誰も文句が言えないですよね。
そして、医学博士がおっしゃるようにそれなりの根拠があったようです。一般人に向けた内村選手から「皆さんは食べて下さい」とメッセージがあったように私たちは「バランスがとれた食事を1日3食、腹八分」でとりたいところです。
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