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体操界の“キング”内村航平が現役引退
体操男子の内村航平が現役引退を発表しました。2022年1がつ11日、内村航平選手の所属事務所が発表したとのことです。
近日記者会見する予定です。
日本のエースとして活躍した体操・内村航平選手の功績
内村選手は数々の功績を残しました。
2012年 ロンドンオリンピック(個人総合・金メダル、男子団体・銀メダル)
2016年 リオオリンピック(団体総合・金メダル、団体総合金メダル)
日本人体操界初のプロ選手となる
2021年 東京2020オリンピック(出場)
2022年 世界選手権(鉄棒で6位)
※一部を抜粋
世界選手権(金10、銀6、銅5)
現役時代は毎年大会に出場し、世界選手権大会では個人総合で6連覇するなどの偉業を成し遂げました。 引退発表するまでやめる意志を微塵も示さなかった内村さん、ギリギリまで現役にこだわっていただけに今後の活動にも期待が高まります。
内村航平選手が残していない功績
あれだけのメダルの数にもかかわらず、内村選手が残せなかった功績は「ウチムラ」です。いや、あえて残さなかったのかもしれません。 体操界は自分の技をネーミングで残す文化があります。
技名:モリスエ 種目:平行棒 考案選手:森末慎二 内容:棒上後方かかえ込み2回宙返り腕支持
Wikipediaより引用
白井選手に関しては「シライ」のほかに「シライ2」「シライ3」も残されています。
いっぽう内村選手は「誰にもできないような技」を「演技として完成したものでないと意味がない」とおっしゃっています。
技の名前を残すのではなく、一つ一つの動きに意味をもたせて演技していたのかもしれません。事実、鉄棒でひじを曲げる選手がいる中、内村選手はしっかりとひじを伸ばして演技されていました。
体操界のキングと呼ばれるゆえん
体操選手の現役引退の年齢は具体的に20代が多い傾向にあります。
やはり20代で現役を引退する選手が多い体操界で、内村選手の30歳超えはとても影響が大きいです。
なぜなら、勇気をもらえるからです。
「内村航平選手が、スキージャンプの葛西選手が、キングカズが」などと話題に上がると「よし、自分もまだまだいける!」と前向きになります。
言い訳できませんからね。
しかし、内村選手は期待がかかる東京オリンピックでまさかの予選落ちでした。東京オリンピックと北九州の選手権大会には「出場」の2文字が印象的。
ですが、30歳を超えても優勝した功績は後に語り継がれるはずです。 体操は上半身で身体を持ち上げることが多い競技です。ふだんなら足で支える身体を腕を使い引退まで酷使してきたと思います。
オリンピックや世界大会では、体操選手の爽やかさと演技力の高さに感動し、好感をもっていました。
内村航平選手の今後のご活躍に期待したいですね。
現役生活お疲れさまでした。