この記事では次のことをお伝えします。
コストコのどんなところがバカバカしいのか知りたい
コストコは、高品質な優良ブランド商品をできる限り低価格で提供する会員制倉庫型の店舗です。
仕入れ価格が抑えられ、消費者側はビジネス用品を低価格で購入可能です。
それが個人会員でも買えることが魅力ですよね。
- バカバカしく思うのは非会員時の「入店方法」と「年会費」のこと
- コストコの魅力は「価格の安さ」と「内容量の多さ」
- 目的をはっきりさせれば、コストコが普段行くスーパーと併用できる
もし続きが気になる場合は、記事を読み進めてみてください。
★もくじ★
コストコがバカバカしい理由
結論としては、コストコを利用するには入店する前からさまざまなことを考える必要があるから「コストコがバカバカしい」という人がいるのかなと思います。
コストコを利用すると、さまざまな制約がありますよね。
この制約は会員でなくとも、イメージできるのではないかと。
だから、会員を考えているけれどいま一歩踏み出せない理由なのだと思いますね。
コストコは年会費がかかる
やはり、年会費が一番のネックだと思います。
定期的に行かなくなった時、会費の無駄になるかもしれませんからね。
非会員がなんとか入店を考える手間
「年会費がかかるから」という理由で「じゃあ、なんとか非会員で無料で入店してみたい」と考えるのは人間の心理だと思います。
「1日特別招待券」の発行が必要
非会員がコストコ店内に入るには、販売されているコストコ商品券か、プリペイドカードをもらう必要があります。
倉庫店(お店)で「1日特別招待券」の発行を受けて、一度だけ入店して買い物が体験できるというものです。
- 現住所記載の本人確認できる書類の提示
- 「1日特別招待券」は、一世帯一度だけ
なお、「1日特別招待券」での買い物は「非会員価格」となり、精算時5%加算されるそうです。
買い物はできるけれど、会員価格は経験できなさそうですね。
そして、コストコ会員の知り合いがいない場合は、コストコに非会員で入店する夢が途絶えます。
その他のコストコ制約
コストコには他にも制約があります。
- クレジットカードはMasterカードブランドのみ使用可
- 店内には試着室がない(その代わり、一部商品を除いて無期限の返品制度がある)
などです。
コストコの雰囲気や商品にまで「バカバカしさ」がおよぶ
雰囲気
コストコの雰囲気は、広い店内で楽しそうですが、
「一人暮らしには買えるものがない」
「何度か行ったけれど面白くない」
など、マイナスなイメージをもつ人もいるようです。
食べ物に関すること
また、食べ物に関しては、
「食べきれない、使い切れない」
「おいしくない」
などの意見がありました。
量が多すぎて食べているうちにお腹いっぱいになって「後半はおいしくない」のか、もともとおいしくなかったのかはわかりませんが、良い印象ではなさそうです。
また、
「量が多すぎる。少なかったら行くかもしれない。」
「他の海外食品のお店で小さなサイズで購入できるから利用しなくてもまかなえる」
「家族が少ない場合は、いくら美味しくても飽きてしまう。」
など、本来のコストコの魅力も否定されている感じがありました。
この辺は、コストコの商品直接の内容ではなく年会費や入店のことも頭にある前提の意見なのかもしれませんね。
普通のスーパーで考えないコストコならではの思考
普通のスーパーでは考えないような、コストコならではの思考です。
入店のこと
まずは、「コストコにどうやって入店するか」が第一関門です。コストコは、会員制なので、基本的には非会員の人は店内に入れません。
さきほどの「1日特別招待券の発行」を使ったり、友だちにお目当ての商品を買ってきてもらったりと、まず普通に店内に入れないからいろいろと考えますよね。
たとえ「1日特別招待券の発行」を使用できても、価格は会員価格ではありません。会員価格から加算されてしまいます。
そのうえ、一世帯一度限りの制約付きです。
年会費のこと
コストコを利用するときは、年会費のことが気になります。ほとんどの人が意識することではないでしょうか。
コストコの年会費はいくら?
コストコは、会員制です。なので、会員費(年会費)を払って入会し、ようやく店舗に入ることができます。
年会費は4,840円(税込)です。この年会費がコストコの入店を考える一番の要因となると思います。
日本のスーパーマーケットで年会費がかかることは、まず考えられませんからね。
もとを取ること
年会費の金額を知ったあとは「会員になるからには元を取らねば」と思うはず。なんとかして元を取る買い物がしたいですよね。
来店ペースのこと
来店ペースとは、いかに効率よく安い商品を買う頻度を決めるかですね。
コストコが近所にあり、すぐ行ける環境なら別ですが、たいていは週末にまとめて車でお買い物という方が多いと思います。
年会費を払っているのにお買い物にいかないと損した気になります。なぜなら、会員になったのに、コストコに行かなければ、ただ年会費を払っている状態になるからです。
それは無駄ですよね。
ストックスペースのこと
コストコの魅力は、1つあたりの量の多さ、大きさです。
狭い日本の住宅事情。
いくら店内で魅力的に見えても、自宅に帰ったらストックを圧迫しかねません。
ですから、ストックスペースには頭を悩ませます。
良い買い物をしても場所を取りすぎたら、存在感だけで毎回ストレスですからね。
保存のこと
コストコは、食材も大量です。
物によりますが、お肉などはパーティーをしない限り1日や2日では使いきれません。そうなると、小分けにして保存することを考えますよね?
保存方法は、かたまりを小さくカットしてラップや袋に詰めて、購入日を書いたりしながら冷凍庫に詰めると思います。
買い物で疲れたあとに、手際よくその日の料理とストックのためのカット作業は結構大変な作業かと。「これを毎月やるのか?」と、一瞬考えるかもしれませんよね。
料理が楽しければまったく問題ないかもしれませんが、そうでない人もいるはずです。
一般のスーパーに行くときの思考
一方、一般のスーパーで考えることはどんなことでしょうか?
買うもののこと
来店ペースのこと
おそらく、上記の2点ぐらいでしょう。
一週間に1度来店するとして、まとまった買い物を週1で済ませます。
足りなかったら週の真ん中ぐらいに、会社帰りに立ち寄って買いたせば良いかもしれませんよね。手提げ袋をもって帰宅できるレベルかと思います。
このように、一般のスーパーはあまり考えなくても買うことができます。
逆に、コストコですと「そもそも非会員でお店に入るにはどうすればいいのか」とか、たとえ入会しても、常に年会費のことが頭にあります。そうでない人もいるかもしれませんが、だいたいの人は、「元を取るために効率よく買い物をする」必要があります。
一般のスーパーではまず考えられないことですよね?
コストコは本当にバカバカしいのか?コストコのメリット
入店のことから、退会のことまで制約があることから、「コストコがバカバカしい、と言われる理由ではないか」というお話をしました。
しかし、コストコには魅力があります。
そこを見ていきましょう。
やっぱり価格の安さ
コストコの魅力は価格の安さがあげられます。
お肉やチーズなどの乳製品、洗剤系やガソリンも安いとの評判です。なかには、スーパーの半額のものもあるそうです。かしこくお買い物すればお得ですよね。
とくに、家族連れには助かりますよね。育ち盛りのお子さんがいれば家計に優しい買い物ができます。
一方、一人暮らしでも複数の友だちとシェアすれば、かなりの節約ですよね。定期的に誕生パーティーや、友だちと食事する機会があれば安くすませられます。
コストコに年会費がある理由
スーパーなのに、コストコはなぜ年会費があるのでしょう?
コストコのコンセプトは、「高品質な優良ブランド商品をできる限りの低価格にて提供する」ことです。
なので年会費制で顧客獲得につなげて、品質の良い商品を原価にちかい価格で販売しています。
コストコの利益として、年会費、広告費の削減などがあげられます。年会費で成り立っている部分があるんですね。
一方、私たち消費者としては年会費を払ったとしても、高品質な商品を購入することができます。
ものは考えよう
コストコに対するさまざまな意見がありますが、要は「ものは考えよう」です。
コストコをスーパーの選択肢に入れるパターン
複数の中の選択肢としてコストコを選ぶこともできますよね。
- 週1で通っている近所のスーパーA店
- たまに通っている近所のスーパーB店
- 2ヶ月に1度行っているコストコ
または、近所のB店に行くのをやめて、近所のスーパーに行く頻度を減らし、コストコの来店頻度を上げるとかもありですよね。
- 2週間に1度通っている近所のスーパーA店
- 1ヶ月に1度通っているコストコ
コストコに入会したからといって、コストコオンリーにするのは現実的ではないと思います。
なぜなら、緊急で絆創膏が欲しくなったり、お菓子が食べたくなったりしますからね。さっと行けるスーパーは確保しておきたいです。
なので、複数のスーパーの中の選択肢にコストコを入れておく手もあります。
「元を取る」目的で買うものを決める
毎回元が取れる商品をピックアップしておき、「毎回元が取れる商品だけを買って帰る」と良いかもしれませんよね。
どうしても店内が大きくて、商品も豊富に揃っていて目移りするかもしれません。
しかし、「元を取る」という明確な目的があるのであれば、あらかじめ必ず使ったり食べきる商品を決めておき、それだけを買えば損しないですよね?
商品の入れ替えがあったときは新たに決める必要がありますが、「元を取る」という明確な目的があれば、ぶれないはずです。
コストコでは「〇〇オンリー」の買い物にする
コストコで買うのは「消耗品オンリー」にする、または「食材オンリー」にするなどの考え方です。
「お肉を切り刻んで保存する手間がめんどくさい」「冷蔵・冷凍庫を食品で圧迫されるのが嫌」という方は、「消耗品オンリー」の買い物だけにします。
逆に、洗剤などの容器でスペースが取られるのが嫌なら、コストコでは「食材オンリー」買う生活をしてみればストレスなく買い物をすることができますよね。
コストコに思いをはせるだけでいい人
コストコに思いをはせるだけでいい人は、まずはコストコの本を見てみましょう。これを読んでから入会を検討しても遅くはないはずです。
なので、非会員の人はコストコに入店したつもりになってみましょう。
または、コストコ公式ホームページを見て勉強ですね。
まとめ
- バカバカしく思うのは非会員時の「入店方法」と「年会費」のこと
- コストコの魅力は「価格の安さ」と「内容量の多さ」
- 目的をはっきりさせれば、コストコが普段行くスーパーと併用できる
コストコは、4000アイテムほどです。これは、コンビニの平均とほぼ同じなのだとか。広いわりにそんなに多くないことがおわかりかと思います。
その中で欲しくて割安のものを選んでそれだけを買っていけば、広い店舗で疲れずに効率的にお買い物できますよね。
コストコをバカバカしく思うか、有効に活用するかは結局は「本人次第」ということになります。
会員になって、やっぱり行かない場合は有効期限内に退会すれば、年会費が戻ってきます。
次の1年間は会員になれませんが、1年おきに会員になる方法もありますよね。
コストコが本当に必要なお買い物なのかを冷静に判断していきましょう。
- マイナビ子育て わが家のコストコを1年で退会した理由 https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/6600 参照2022年2月27日
- mamasta コストコって安くはないよね?https://mamastar.jp/bbs/comment.do?topicId=3809188参照2022年2月27日
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