入居前にマスキングテープを貼る場所は?|家のきれいを維持する裏技

この記事では次のことをお伝えします。

入居前にマスキングテープを貼る場所が知りたい

賃貸物件でも、新築の持家でも、入居前はきれいです。

なるべくこのきれいさを維持したいですよね。

そこで、汚れる箇所を保護するべく、入居前にマスキングテープを貼った方が良い場所をご紹介します。

この記事のざっくりとした結論
  • マスキングテープを貼る場所は、汚れたら掃除が大変な場所
  • マスキングテープを貼るときは、貼る手間と掃除する手間を考えてからにしよう
  • 糊残りでベタベタし、逆に手間がかからないよう用途に合ったものを使おう

もし続きが気になる場合は、記事を読み進めてみてください。

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入居前にマスキングテープを貼る場所

入居前にマスキングテープを貼ったほうが良い場所を9か所ご紹介します。

窓のサッシのみぞ部分

屋外と室内との間の窓のサッシのみぞ部分は、汚れやすいです。

何度も拭かないときれいになりません。

砂や土のホコリ、雨、葉っぱなどなど、とにかく外の汚れが集中します。また、サッシは汚れがたまりやすく、カビが生える可能性もあります。

ここに、あらかじめマスキングテープを貼っておくことで掃除が楽になります。

ただマスキングテープを剥がして、周りの汚れを拭き上げればよいだけですからね。

マスキングテープをしない状態だと掃除にかなり時間が取られます。

お風呂場の扉のサッシ

お風呂の扉のサッシも汚れやすい箇所です。

湿気、髪の毛、石鹸カス、水アカなどが集中します。とくにみぞ部分は汚れがたまりやすいですよね。

マスキングテープを貼って汚れやすい部分を保護すれば、掃除で大変な思いをしなくてすみます。

ちなみにサッシとは窓枠のことを言います。

洗面台のコーキング

洗面台はお風呂の脱衣所にあることが多いです。

毎日毎日お風呂で使う場所です。

また、室内干しなどで衣類が集まる場所でもあります。衣類乾燥機があるお宅だと、衣類の繊維も飛ぶかと思います。

なので、洗面台のコーキングには結構ほこりがたまりやすくなっています。

白のコーキングだと黒系のホコリは目立ってなかなか取れない汚れです。

キッチンのコーキング

キッチンは、調理をする場所なのでさまざまな食材が付着したり油汚れが付きやすい場所です。

なので、キッチンの壁とキッチン台の間(イリズミ部分)のコーキングの掃除は大変ですよね。

コーキング部分にマスキングテープを貼っておけば、油汚れが付いても剥がして張り替えるだけですので、掃除が楽になります。

シンク周りのシーリング

シンク周りのシーリングは、水や洗剤、石鹸などが付着します。

また、シンク周りの壁と洗面台の間には洗濯洗剤や、化粧品、歯ブラシなどさまざまなものが置かれています。

なので、イリズミのコーキング部分は隠れていて、毎日掃除するなんてできないかもしれない場所です。

なので、マスキングテープでカバーすることで汚れをカバーすることができます。

巾木(はばき)の上部分

壁と床のイリズミ部分にある巾木の上部分はホコリがたまりやすいです。

段差は少ししかありませんが、ほこりがたまりやすく水分が残っていればカビも生えます。

ここでもマスキングテープを貼りたいところですが、貼り替える手間と掃除の手間を見極めましょう。

コンロ部分

コンロ部分と作業台には段差があり、油汚れがつきやすい箇所です。

一度付いてしまった汚れがなかなか取れなさそうな箇所にマスキングテープを貼ると、のちのちの掃除が楽になります。

壁の角(デズミ)

壁の角にマスキングテープを貼ると汚れを防止できます。

壁の角は、壁紙が剥がれたり汚れやすい部分です。

やはり、でっぱり部分ですからね。

なので、壁のコーナーにマスキングテープを貼ると、汚れだけでなく壁紙が剥がれるのを防いでくれます。

お子さんがいるご家庭だと、手をかける部分です。

壁は家の中で占める割合が高いので、一番目立ちますよね。

なので、少しでもきれいに使うためにコーナー部分に貼っておきましょう。

なお、天井まで貼る必要はないです。

子どもの手が届く高さを想定して貼っていきましょう。

玄関の足元部分

玄関の足元部分は、靴が当たってゴム跡が付いたり、ドロ汚れやホコリなど、とにかく汚れやすい箇所です。

一度ついたら掃除も大変ですよね。

なので、巾木や玄関の扉(室内部分)、靴を脱いで上がる廊下部分の足元などをマスキングテープでカバーしておくと掃除が楽になりますし、きれいな玄関を維持できますよね。

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入居前に引越し先の物件にマスキングテープを貼る理由

入居前に引越し先の物件にマスキングテープを貼る理由は、汚れを防止するためと、掃除(ほこりや油汚れ、カビを取り除く)をなるべく楽にするためです。

汚れがたまりやすく、一度汚れたら掃除が面倒な場所にマスキングテープを貼ります。

汚れやすい部分にマスキングテープを貼っておくと、たとえ汚れてもマスキングテープ部分を拭けばOKです。

また、汚れがひどかったらマスキングテープを張り替えるだけで掃除が完了してしまいます。

汚れはマスキングテープにしか付きませんので、もとの部分は綺麗なままですよね。

それにマスキングテープは、養生用のテープです。

貼った対象を傷つけないようにするためのものなので、粘着力が弱く簡単に剥がせる特徴があります。

剥がすことが簡単で、なおかつ対象を傷つけることがありません。

簡単に剥がせるので、掃除が楽ですよね。

なので、定期的に張り替えることで汚れがついてほしくない部分をガードし、掃除の時間を短縮できます。

マスキングテープの粘着力を強める方法はあるか?

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マスキングテープを貼るときに注意すること

マスキングテープを貼るときに注意することは以下です。

定期的に交換する

マスキングテープは定期的に交換しましょう。

いくら簡単に剥がれるといってもマスキングテープが経年劣化した場合は、粘着が強まって糊が残ったり、貼った対象を傷つけることが考えられます。

マスキングテープで掃除を楽にしようと思っていたのに、逆にマスキングテープの粘着剤をとりのぞく作業に追われるかもしれません。

それでは意味がありませんよね。

また、賃貸物件の場合は退去時に修繕費用が余分にかかる可能性も考えられます。

なので、定期的に交換しましょう。

用途に合わせる

マスキングテープは用途に合わせて使いましょう。

マスキングテープには、耐熱性、耐水性などのものがあり、材質も紙やビニールのようなものもあります。

水回りには耐水性のもの、コンロ部分には耐熱性のものを使うなど、用途を確認してから使用しましょう。

以下にマスキングテープの特徴と素材をあげています。

マスキングテープの特徴
  • 手で切れる
  • 耐熱性
  • 耐水性
  • 直線用
  • 曲線用
  • 伸縮性
  • 防カビ
  • 抗菌
  • 防虫
  • 粗面用など
マスキングテープの素材
  • 和紙
  • クレープ紙
  • フィルムなど
マスキングテープに使われる粘着剤
  • ゴム系
  • アクリル系

ちなみに、マスキングテープはゴム系、アクリル系の粘着剤があり、アクリル系の粘着剤ですと耐熱・耐候性に優れているので長時間貼っても糊残りが少なめです。

ですが、しっかりと用途を確認してから使うようにしましょう。

「〇〇(場所と目的)用」などの用途の説明書きを確認してから、用途に合ったマスキングテープを使ってくださいね。

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マスキングテープの貼り方

マスキングテープの貼り方は、直線部分はなるべく一直線に貼ることをおすすめします。

例えば、巾木部分に貼る場合は、コーナーからコーナーまでを切らずに一本で貼ることを心がけます。

よれたり途中で切れたりすると、すき間からゴミが入り、汚れの原因になります。

また、見た目にも良くないですよね。

これでは貼った意味がなくなってしまいます。

具体的な貼り方は、例えば巾木部分に貼る場合、コーナー部分に左手で貼り、その左手を巾木部分に乗せて抑えたまま、右手でテープを伸ばします。

テープを伸ばしたら、テープをピンと張ったままキープして右手部分のテープを貼り付けます。

はじめにスタートとゴールの部分を貼ってしまう感覚です。

あとは、左手と右手の間のテープを指でおさえていけばOKです。左手から右手までのマスキングテープをなぞるように順番に左手でスライドさせます。

距離が長い場合は、テープをピンと張って該当箇所に貼り、再びテープをピンと張ってから該当箇所に貼っていきます。

この繰り返しで、テープがよれることなくまっすぐ貼ることができます。それに、マスキングテープを切る手間も省けます。

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マスキングテープを貼り替えるか、掃除をするか

マスキングテープを汚れ防止で貼る場合、マスキングテープを貼り替えるか掃除をするか、その手間が問われます。

マスキングテープを貼ったのは良いのですが、これが掃除する手間より大変だったら掃除してしまったほうが早いですよね。

巾木はそんなにでっぱりがないし、シンク周りのコーキングも毎日きれいに掃除していたら、わざわざマスキングテープを貼る必要はありません。

逆に、あまり掃除する暇がなく、めったに掃除できないやっかいな部分や、一度ついたらなかなか落ちない部分にはマスキングテープを貼ったほうが良い場合があります。

具体的には、窓のサッシやお風呂の扉のサッシ部分、コーキングのホコリなどが当てはまるかと思います。

各ご家庭によって掃除のやり方や回数はさまざまですので、なかなか掃除できない場合や、掃除が大変な箇所にためしてみることをおすすめします。

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マスキングテープを貼る場所にこだわっても防げないこと

マスキングテープを貼る場所にこだわる場合は、手あかや黒ずみなどの汚れが付きそうな場所を予測して貼ってみましょう。

とはいえ、お子さんがいるお宅は汚れを完璧に防ぐことはできません。

理由は、子どもの行動は予測できないからです。

落書きや手あかはまだかわいい方です。

ひどいときには扉に大きな穴が開くこともあります。

住んでいて、人やモノが動けば、家が汚れるのはしょうがないことです。

なので、賃貸物件であまり長く住まない場合や、新築で入居前にばっちり汚れ対策したい場合はマスキングテープを使ってみることもありかと思います。

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まとめ

入居前にマスキングテープを貼る場所は?|家のきれいを維持する裏技
  • マスキングテープを貼る場所は、汚れたら掃除が大変な場所
  • マスキングテープを貼るときは、貼る手間と掃除する手間を考えてからにしよう
  • 糊残りでベタベタし、逆に手間がかからないよう用途に合ったものを使おう

マスキングテープは定期的な貼り替えが必要ですが、窓のサッシ部分や、お風呂の扉のサッシ部分に貼っておけば、今までより掃除が少し楽になるかもしれませんね。

入居前は、モノがないか、まだ荷物を開けていない状態です。

この機会はなかなかありません。

なので、ぜひこの機会に汚れ対策をしておきましょう。

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