蚊はいつから活動を始めるのでしょうか?
気温が上がる夏に活動を始めるイメージがあると思います。
しかし、中には夏前や秋頃に蚊の存在を知り、さらには刺されてしまった人もいるのではないでしょうか?
年々暑い日が多くなってきて、蚊の活動時期にも変化が出てくると思います。
今回は、蚊はいつから活動を始めるのかを解説していきます。
この記事では次のことをお伝えします。
- 蚊はいつから活動を始めるのは22~30℃くらい
- 時期は6~11月くらいまで対策しましょう
- 発生源を断ってから予防・治療・撃退方法を考えましょう
もし続きが気になる場合は、記事を読み進めてみてください。
★もくじ★
蚊はいつから活動を始めるのか?
蚊が本格的に活動を始めるのは、気温が22~30℃くらいのときです。
時期としては、7~9月ごろ、活発化するようです。
気温は25~30℃くらいが最も活発的になるようです。
しかし、夏に活動するイメージがありますが、夏の気温が高くなってきて、しかも年々気温が高い日が長くなっています。
ちなみに蚊は、30℃を超えてしまうと活動しにくくなるようです。
さらに35℃を超えると陰に隠れて活動を停止させるようです。
なので、日中は活動を自粛して夜に活動を再開するかもしれませんね。
逆に、7~9月以外でも活動しやすい気温の範囲内であれば、活動的になるかもしれません。種類によっては、6~7月、9月中頃~11月はじめ頃に活発に活動する蚊もいるみたいです。
となると、6~11月くらいまで油断できないかもしれません。
そうなると、冬以外は蚊の対策が必要になるかもしれませんね。
ちなみに15℃以下だと活動が低下するようです。
上記の活動範囲を見ると、人間の活動と似ているような気がしますね。
季節外れに現れた蚊を追い払いたい場合
季節外れに現れた蚊を追い払いたい場合は、やはり蚊取り線香です。
高温で揮発するピレスロイドという化学物質により殺虫する効果があります。
哺乳類や鳥類などには悪影響がないので、赤ちゃんや犬・猫を飼っているご家庭でも安心してお使いいただけます。
しかし、昆虫や魚類などには有害性がある物質なので、飼っているペットに使用してよいか確認してから使いましょう。
また、煙が苦手な人やペットがいるかもしれません。
なので、室内で蚊取り線香を使う場合は換気をしながら使用しましょう。また、火災報知器などがあるご家庭はセンサーがならないように気をつけましょう。
一方、煙が苦手な方は蚊取り線香の天敵であるトンボを模した虫除けグッズもあります。
おにやんまの形をした飾りを身につけるだけで、捕まえられることを怖がる虫が本能的に寄ってこないという仕組みになっているのだとか。
もちろん殺虫剤を使わないので、煙や香りが苦手な方、肌の弱い方には良いのではないでしょうか?
かばんや帽子につけるだけで良いですからね。
蚊対策1 環境編
ここからは蚊に刺されないようにするための対策をご紹介します。
刺されたらかゆくなったり赤くなったり、蚊に刺されると良いことはありません。
なので、なるべく蚊に刺されないような対策をご紹介します。
水たまりを作らない
ご自宅でも蚊に刺されやすい人は、蚊が近寄らないような環境づくりを心がけましょう。
蚊は、水たまりに卵を産み付けて、数日で卵がかえります。なので、なるべく水たまりを作らないことが大切です。
自宅の周りの水たまりがある場所はどこでしょうか?
- 庭に置きっぱなしのジョウロ
- 雨どい
- 道路と家の敷地の間のくぼみ
などなど、もしご自宅の前に道具などが散乱していて水たまりがあるのであれば、蚊にとっては格好の産卵場所となっているかもしれません。
また、蚊が発生しやすいだけではなく、カビが生えやすく、衛生面もあまり良くありません。
なので、水たまりをなるべく作らないようにすることが大切です。
蚊対策2 からだ編
蚊対策2は、からだ編です。
蚊がよってくる要因は、
- 体温
- におい
- 二酸化炭素
- 服装の色
などがあります。
一つずつ見ていきましょう。
体温を下げる
蚊は、温度に反応するセンサーがあります。なので、体温が高いと蚊が近づいてきます。
運動後の方や妊婦さんには蚊が集まりやすいようです。
ですので、なるべく運動後は体温を下げると蚊が近づきにくくなりそうですね。
においを消す
人には常在菌というものがあるそうです。
常在菌とは、人の身体に存在している微生物のことを言います。この常在菌がにおいを発生させているようです。蚊は、このにおいが大好きなんだとか。
特にこの常在菌が多い箇所が足なんだそうです。
なので、足全体を清潔に保つと刺されにくくなるようです。
二酸化炭素に注意
蚊は、二酸化炭素に反応する能力がものすごく優れているそうです。
運動や飲酒によって二酸化炭素の量が増えた場合は特に蚊が寄ってきやすいので、なるべく控える必要があります。
服装の色を明るく
蚊は、暗いところが好きです。
暗いところが好きなので、黒っぽい色の服装にも集まりやすくなっています。
さらに、暗い色は熱を吸収しやすいため、それ自体の体温が上がりますます蚊が集まりやすくなります。
黒いズボンを履いた人が、運動した後にお酒を飲むと格好の餌食になってしまいますね(笑)
蚊対策3 虫よけグッズ
上記の対策をとった上で、虫よけグッズを使用するとダブルで効果があるのではないでしょうか?
虫よけグッズは、さまざまなタイプが販売されています。
ご自分に合ったグッズを使用して夏を快適に過ごしましょう。
- スプレー
- シール
- リング
- ジェル
- 低刺激
- 天然由来成分
なかには、虫よけ効果のあるハーブを栽培する手もあります。
蚊対策4 殺虫剤で蚊を撃退
虫よけはできるけれど、家の中だからどうしても寝る前に撃退したいという方は、殺虫剤を検討しましょう。
- アースノーマット…薬剤が気化して拡散する作用で蚊を追い払ったりやつけたりしてくれます。
- エアゾールタイプ…強力な噴射によって近くだけでなく遠くの蚊もやっつけてくれます。
蚊に刺されてしまったときの対処法
ここからは、蚊に刺されてしまったときの対処法をご紹介します。
蚊に刺されたときの対処法は以下です。
- 患部を冷やす
- かゆみ止めを塗る
患部を冷やす
患部はなるべくかかずに、冷水や保冷剤などで冷やしましょう。
患部が温かいとかゆみが増してしまいます。
かゆみ止めを塗る
患部を冷やしたら、かゆみ止めを塗りましょう。市販のステロイド剤を使うと良さそうです。
ただし、赤ちゃんや子供、大人などによって使えるステロイド剤は変わります。
それぞれの成長に合わせてステロイド剤を購入しましょう。
わからなければドラッグストアにいらっしゃる薬剤師の方に効いてみましょう。
まとめ
- 蚊はいつから活動を始めるのは22~30℃くらい
- 時期は6~11月くらいまで対策しましょう
- 発生源を断ってから予防・治療・撃退方法を考えましょう
蚊が活動する基準は気温が目安です。
なので、蚊が苦手な人は常に気温を観察しながら、殺虫できるものを用意しておくと良いですね。
また、蚊が出てきたからただステロイド剤を塗り、やっつけるというだけではなく、特に家の中で蚊に遭遇した場合はご自宅の敷地内で蚊を発生させる箇所がないか、水たまりはないかをチェックすることが重要です。
まずは、発生源をなくす、その上で蚊の予防・撃退・治療方法を考えていきましょう。